そんな疑問にお答えします。
アウトドアシーンを含むライフスタイル全般において、つねに新しい価値を提案し続けるブランド「ポストジェネラル」。
雑貨の商品が多いイメージのポストジェネラルですが、テーブルなどのインテリアも手掛けています。
アウトドアグッズには欠かせないテーブル、一体どのようなものを提案しているか気になりますね。
今回はポストジェネラルのテーブルを研究しつつ、他社商品と徹底比較しました。
ポストジェネラルのファンの方はもちろん、アウトドア用のテーブルを検討中という方は必見です。
ポストジェネラルのテーブルについて詳しく知り、満足できるお買い物にしましょう。
ポストジェネラル参考記事
ポストジェネラルのテーブルはどんなテーブル?
出典引用:ポストジェネラルオフィシャルサイト
ポストジェネラルのテーブルはどんな特徴があるのでしょうか。
商品の正式な名称は「FOLDING MIL WORKTABLE / フォールディング ミル ワークテーブル 」。
「FOLDING(フォールディング)」は「折りたたみ」の意味。「WORK(ワーク)」は「仕事」や「作業」の意味です。
つまり、「折りたたみができる作業用テーブル」といったコンセプトのテーブルということですね。
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ポストジェネラルのテーブルのスペック
出典引用:ポストジェネラルオフィシャルサイト
サイズ(w×d×h) | 120×46×72.5 |
天板材質 | 合板 |
重量 | 11kg |
耐荷重 | - |
折りたたみ | 足のみ |
高さ調節 | × |
持ち運び方法 | とくになし |
上記がポストジェネラルのテーブルのスペックです。
スペックで言うと、材質が合板であるがゆえに非常に重いというところが気になります。
また、巾120㎝とそこそこ大き目の割には、折りたためるのが足のみということで、コンパクトに持ち運ぶことができません。
スペックだけ見たところ、キャンプには向かないのではないか、という印象です。
合板って何?
合板は何故そんなに重いのでしょうか。こちらの動画で合板がどのように作られているか見ることができます。
【秋田プライウッドの「プライウッド(合板)ができるまで」】
合板とは、薄くスライスされた木材を何層も重ね合わせ接着し1つの板にしたものです。
ちなみに、アウトドア用のテーブルの天板の材質はアルミニウムが一般的です。
アルミニウムは1円玉や清涼飲料水の缶、鍋・フライパンに使用されていて、非常に軽いイメージですね。
そんなアルミニウムに比べたら、合板は非常に重いです。合板でできているポストジェネラルのテーブルが重いのも当然ですね。
ポストジェネラルのテーブルのデザインは?
出典引用:ポストジェネラルオフィシャルサイト
「ビンテージ感を楽しめるようにプライウッド製の天板の塗装はあえて薄めにし、濃淡ムラなどの風合いを付けています。ガシガシ使い込み、付いた汚れや傷もビンテージ感を増す要素としてお楽しみください。」
出典引用:ポストジェネラルオンラインストア
ポストジェネラルのテーブルは、ヴィンテージ調の加工感がこだわりのデザインポイントです。
塗装は薄目にして、使い込むほどに味が出てくるので、使用する人もどんどん愛着が沸いて来そうです。
色展開は、アーミーっぽいカーキとグレー。とてもポストジェネラルらしい色です。
折り畳みについては、天板はそのままに足だけ折るデザインにしたのも、軍事用っぽく見せるためなのです。
ポストジェネラルのテーブルの使用シーン
先程、スペック上はキャンプには向かないのではないかとお伝えしましたが、実際のところどうなのでしょうか。
メーカー側としては、下記のように提案しています。
「ホームオフィス用のデスクとして、急な来客時のサブテーブルやガレージでの作業テーブルとして。」
出典引用:ポストジェネラルオンラインストア
これを聞く限り、色々なシーンで使えそうですね。
ポストジェネラルの使用シーンの写真を集めましたので、購入後どう使うかのイメージを広げてみてください。
ポストジェネラルのテーブルをキャンプで使う
ポストジェネラルのサイトではばっちりキャンプで使用している様子のイメージビジュアルがあります。つまり「キャンプでも是非使って下さい」という提案です。
11kgと言うと、1歳の子どもくらいの重さ。重いと言えば重いですが、1人で持てないこともないです。
ポイント
私は子どもがいて、今およそ11kgです。片手で抱っこして数分間歩けますし、階段の昇り降りもできます(さすがに階段を上ったあとは息切れしますが)。
この視点で考えると、ポストジェネラルのテーブルも、重すぎて無理、というほどではないです。
また、120㎝巾という点については、キャンプで使うような大きいの車なら入るでしょう。
決して軽いとは言えないし、持ち運びサイズもコンパクトにならないポストジェネラルのテーブル。
使い勝手は良くなくとも、そのカッコよさゆえにキャンプで使いたい人は使っちゃおうということですね。
出典引用:ポストジェネラルオフィシャルサイト
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ポストジェネラルのテーブルをオフィスや家庭で使う
出典引用:ポストジェネラルオフィシャルサイト
オフィスで使用するイメージビジュアル。とてもかっこいい仕事場になっています。
奥行が狭いので、ノートPCでの作業程度が向いています。
出典引用:ポストジェネラルオフィシャルサイト
仕事用として使用するデメリットは、一般的なデスクにあるような引き出しなどの収納が付いていないことです。
それについては、別途収納スペースを設けることで解決ですね。
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参考体験談
私はテレワークで仕事をしていますが、PCデスクではなく折り畳みタイプのテーブルを使っています。
元々はミシン台として軽作業をしていたテーブルなのですが、PCデスクとしても充分機能しています。
デスクの上にはPC1台と筆記用具程度。とくに不便に感じたことはありません。
メリットとしては、お部屋に圧迫感を与えないことと、模様替えがしやすいことです。家で仕事をする場合これらはかなり優れたメリットではないでしょうか。
テレワークが推奨される会社がますます増えている現状から、いざデスクが必要となった場合に備えて、ポストジェネラルのテーブルのようにキャンプ兼用で使えるものをあえて選ぶのもいいですね。
ポストジェネラルのテーブルの競合品を比較
できるものならキャンプでも使いたいポストジェネラルのテーブル。ネックとなるのはやはり重量と持ち運びしにくいことです。
では実際に他メーカーのアウトドアテーブルと比較すると、どれくらいスペックに違いがあるのでしょうか。
同じくらいのサイズのアウトドアテーブルをピックアップしてみましたので、比較検討してみましょう。
コールマン フォールディングリビングテーブル
出典引用:Amazon
サイズ(w×d×h) | 120×70×70 |
天板材質 | メラミン樹脂 |
重量 | 5.5kg |
耐荷重 | 30kg |
折りたたみ | 2つ折り |
高さ調節 | 高/低 |
持ち運び方法 | 収納ケース |
コールマンのテーブルは、ポストジェネラルのものよりも奥行きが広いです。重量は半分ほどで大変軽いです。
持ち運びもコンパクトで、収納ケースもついていており、アウトドアテーブルとしては文句なしです。
KingCamp キャンプ テーブル
出典引用:Amazon
サイズ(w×d×h) | 120×80×70 |
天板材質 | アルミニウム |
重量 | 5.5kg |
耐荷重 | 80kg |
折りたたみ | ロール |
高さ調節 | × |
持ち運び方法 | 収納ケース |
KingCampのテーブルは奥行きが広く、重量もポストジェネラルの半分ほど。耐荷重は80kgもあり、とても丈夫ですね。
天板をくるくるとロールさせてコンパクトにできるので、車内で場所を取りません。
クイックキャンプ 折りたたみテーブル
出典引用:Amazon
サイズ(w×d×h) | 120×60×70 |
天板材質 | アルミニウム |
重量 | 4.8kg |
耐荷重 | 30kg |
折りたたみ | 2つ折り |
高さ調節 | 高/低 |
持ち運び方法 | 収納ケース |
ヴィンテージ調の天板が目を引くクイックキャンプのテーブル。
高さ調整もできるので、お子様がいるファミリーキャンプで使いやすいです。
オシャレなデザインなのでお部屋用として購入する人も多いですよ。
ティンバーリッジ 折りたたみテーブル
出典引用:Amazon
サイズ(w×d×h) | 120×60×71 |
天板材質 | アルミニウム |
重量 | 4.82kg |
耐荷重 | 30kg |
折りたたみ | 2つ折り |
高さ調節 | 高/低 |
持ち運び方法 | 持ち手 |
重量・高さ調整・持ち運びについて申し分のないスペックのティンバーリッジのテーブル。
天板下のメッシュ部分には物が置けてとても便利です。
モンタナ アウトドアテーブル チェアセット
出典引用:Amazon
サイズ(w×d×h) | 120×60×70 |
天板材質 | メラミン・MDF |
重量 | 4.5kg |
耐荷重 | 50kg |
折りたたみ | 2つ折り |
高さ調節 | 高/中/低 |
持ち運び方法 | 持ち手 |
その他 | 中にチェア2つ |
機能性に優れたモンタナのテーブル。なんと、チェアが2つセットで付いていて、テーブルの中に収納できる仕様になっています。
さらに高さは3段階調整可能。こんなに高機能なのに、お値段もお手頃です。
アイゼルキャンプ ローテーブル
出典引用:Amazon
サイズ(w×d×h) | 120×60×44 |
天板材質 | 天然木 |
重量 | 9.6kg |
耐荷重 | 60kg |
折りたたみ | ロール |
高さ調節 | × |
持ち運び方法 | 収納ケース |
アイゼルキャンプのテーブルは、ポストジェネラルと同様、木でできているので重量がかなりあります。
ロール状に折りたたんで収納ケースで持ち運べるので、多少重くてもキャンプで使うには問題ないです。
本物の天然木の質感がお好きな方にはたまらないテーブルです。
タンスのゲン アウトドア テーブル
出典引用:Amazon
サイズ(w×d×h) | 117×70×59 |
天板材質 | アルミニウム |
重量 | 6kg |
耐荷重 | 50kg |
折りたたみ | ロール |
高さ調節 | × |
持ち運び方法 | 収納ケース |
木目調のデザインがキャンプシーンに馴染む、タンスのゲンのテーブルです。
高さが少し低めなのは、アウトドア用のチェアに合うように考えられているそうです。
BCOM フォールディング ワーク テーブル
出典引用:Amazon
サイズ(w×d×h) | 180×74×74 |
天板材質 | 強化プラスチック |
重量 | 12kg |
耐荷重 | 100kg |
折りたたみ | 2つ折り |
高さ調節 | × |
持ち運び方法 | 持ち手 |
強化プラスチックでできている非常に頑丈なBCOMのテーブル。
スペックやデザイン、ネーミングまでもがポストジェネラルのテーブルと似ています。
重厚な作りで安定感があります。その名のとおり、作業用にも向いています。
アウトドア用テーブルとの比較結果は?
他メーカーの商品との違いを研究した結果、ポストジェネラルのテーブルはやっぱりダントツで重くて機能性も劣勢であることがわかりました。
重量に関しては、他メーカーはポストジェネラルのテーブルの半分ほどのものが殆ど。
また、持ち運びについても、他メーカーは2つに折りたたむか、ロール状にしてコンパクトにできるものとのどちらかでした。
そう思われるのも仕方ないかも知れません。
しかし、逆に言うと、ポストジェネラルのテーブルは本気のヴィンテージ調の加工感と重厚感が売りなのだということも、はっきりとわかりました。
こんなにヴィンテージ感にこだわったアウトドアテーブルは他に見つけることができませんでした。
これが、ポストジェネラルの提案する「新しい価値」なのかと思い知らせれました。
だって、こんなにカッコよくて、他に無いデザインなんですもの。
ポストジェネラルのテーブルはキャンプでは使えない!?【競合比較】:まとめ
チェックリスト
- ポストジェネラルのテーブルは、重くて持ち運びにくいためキャンプに向いているとは言えない
- ポストジェネラルのテーブルは、オフィスや作業場など様々なシーンに合う
- ポストジェネラルのテーブルは、ヴィンテージ感のあるこだわりのデザインである
ポストジェネラルのテーブルは、キャンプには不向きだとしても、ずっと愛着を持って使いたくなるようなテーブルですね。
これを買おうか迷っている方は、日常使うつもりで購入しておくのもアリですよ。
お部屋にあるだけでかっこいいポストジェネラルのテーブル、長く使って年々ヴィンテージ感が増す過程を楽しんでください。