その悩み分かります。私も経験者の1人です。
はじめての雨キャンプでは帰ってきてから乾かすのに苦労しました!
実は干す場所が狭くても、マンションでベランダに干せなくても、試行錯誤するうちに1番乾かしやすい方法があったんです。
あなたも早く乾かす方法を知って、雨キャンプを楽しみませんか。
目次
テントのお手入れの基本
テントのお手入れの肝は何と言ってもまずは乾燥させること。
湿気のあるところで保管するのはもちろん、雨に濡れたまま置いておくと臭うだけでなく、カビてしまいます。
誰でもそんなことは避けたいはずです。
その為にも出来るだけキャンプサイトで乾燥させるのが1番です。
キャンプサイトでのお手入れ
基本の乾かし方
- 起きたらテントの出入り口を開放し風の通りを良くする。
- フライシートの外側についた水滴や汚れを落とす。
- テントをひっくり返すか横に倒してフロア部分を乾かす。
私は朝起きたらテントの出入り口を全開にします。
次に雑巾を持ってテントの周りを一周しながら、朝露や葉っぱなど付いているものをサッと取り除いていきます。
テントの表面が乾くまで待ちます。
私はこの時間にコーヒーを飲んだりしながらゆっくり過ごすのが好きです。
ある程度乾いてきたらテントをひっくり返すか横に倒します。
そうする事でフロア部分も乾かすことができます。
テントひっくり返す。 pic.twitter.com/wlQKRvmTbr
— 銀座カプセル男 (@twiginza) July 13, 2014
テントをひっくり返す時には注意して
- ひっくり返す時は側を離れない。
- 飛ばされないよう1〜2カ所はロープやペグで固定しておく。
- 風の強い時はひっくり返さない。
テントをひっくり返すと早く乾かすことができます。
しかし、風が吹くとテントが飛んでしまう事があります。
周りの方に迷惑をかけてしまわないように場所を確保して、きちんと固定してから行いましょう。
役立つアイテム
- 雑巾(使い古しのタオル)
- 軍手
- クイックルワイパーのシート
3つともどの家庭にあったり、無くても手に入れやすいものです。
雑巾
フライシートやタープ、ペグやポールの水滴や汚れを拭いたりするのに使います。
使い古したタオルを使えばそのまま捨てる事も出来るので洗う手間も省けて良いです。
軍手
撤収時にペグやポールを取った時に軍手で土を拭います。
このひと手間が雑巾で拭いたり、洗うのを楽にしてくれます。
クイックルワイパーのシート
出典引用:楽天市場
ホウキとチリトリでも良いのですが、私がおすすめするのはクイックルワイパーのシートです。
インナーテント内に入り込んだ土や葉っぱなどの汚れをとるのに役に立ちます。
必要な枚数だけ持っていけば嵩張りません。
ここまでが天候が良い時の基本の流れでです。
しかし常に晴れているとも限りません。
着いた時は晴れていても撤収の時には雨ということもあります。
次は雨の日の流れを確認しましょう。
雨の日のお手入れ
雨の日には晴れの日のように乾かすことは出来ません。
大抵雨の日には濡れたテントを大きなゴミ袋やドライバッグに入れて持ち帰ることになります。
出典引用:楽天市場
ドライバッグは濡れた物を入れても水の侵入を防ぐ構造なので他の物を汚す心配がない優れものです。
逆に濡らしたくない物を入れておけば濡れないよう守ってくれます。
私は雨の日以外にも使い切れなかった薪を入れて持って帰るのに使っています。
木屑も落ちずバラバラにならないので持ち運びも楽です。
雨でもキャンプ場でやっておきたいこと
雨に濡れた状態はしょうがないですが、汚れはつかないよう気をつけましょう。
雨に濡れながらの片付けは大半ですよね。
早く帰りたいからとそのまま丸めて持って帰りたくなります。
ちょっと手間を掛けてあげるだけで汚れを面倒だからとテントをそのまま丸めて持って帰ると家で広げた時に水滴だけじゃなく泥や葉っぱまみれになっていることありませんか。
汚れを防ぎながら撤収する方法
- インナーテントがある場合は先にたたむ。
- フライシートを畳む時は内側が汚れないようグランドシートの上でたたむ。
タープやテントを屋根代わりにして出来るだけ濡れるものを減らしましょう。
また、フライシートを畳む時にグランドシートを敷いておけば内側が汚れるのを防いでくれます。
後はドライパックに入れて自宅へ帰るだけです。
自宅に帰ってきたらまずやる事
テントを袋から出す
テントを袋に入れたまま放置するとカビや臭いが発生してしまいます。
なので、出来るだけ早くテントを袋から出すことをおすすめします。
生地を重ねないように広げる
床一面に広げるスペースが無くても室内用物干しを使うと生地を重ねずに広げる事ができます。
通常…洗濯物干しに使ってる
バンキングラックで今回はテントを干す⛺✨
2つあるので便利 pic.twitter.com/m1f5ikmd3B— クリス (@kurisu12221) February 7, 2021
普段は洗濯物を干すのに使い方、キャンプの後はテント干しに使えますよ。
下にブルーシートやゴミ袋を敷いておけば床が汚れるのも防げます。
プラスαで扇風機やサーキュレーターを一緒に使えばよく風が通り早く乾きます。
キャンプ後恒例のおテント干し。中濡れ雑巾で拭いてリセッシュしてサーキュレーターで空気通すやつ。
今回テントそんな濡れなかったけど焚き火臭いので。 pic.twitter.com/6nBuzKOHML— こぴ (@VN250C_CC13) July 22, 2018
サーキュレーターも物干し同様普段使いできるのが嬉しい点です。
洗濯物も乾きますし、冷暖房の効率も上がるので一年中役立つのでおすすめです。
狭い場所でも風の通りが良くなるよう道具や家電を使う事でテントを乾かすことは可能です。
部屋がテントでいっぱいになってしまう事もありますがお気に入りのテントがカビ臭くなってしまうより良いです。
その他にもキャンプ後にやっておきたい事がこちらに詳しく書いてあります。
-
キャンプ後これだけはやっておきたい【テントのメンテナンス方法】
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-
雨キャンプの後片付けにはコツがある!テントをカビさせない方法
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ここまで手をかけて扱っていても残念ながら経年劣化は防げません。
私も愛用してきたテントの撥水効果が落ちてきて雨が染みてくる部分が出てきました。
そんな時に私が選んだスペシャルケアです。
テントのスペシャルケア
それはテントクリーニングです。
春から秋の間にしかキャンプしない我が家でしたが、毎週行くのでかなり使っている方です。
キャンプ後は乾かしたり汚れを落としたりしていたので5年ほどは問題なく使えていました。
雨漏りをしている部分を見つけてしまいました。
小さなテントならともかくファミリー用の大きなテントだったのでどう対応するか迷いました。
ちょうど我が家のその年の最後のキャンプだったのでテントクリーニングに出してみることにしました。
結果はもっと早くクリーニングに出しておけばよかったと思いました。
その理由は自分では落としきれない汚れが綺麗になるだけでなく撥水加工もしてもらえるからです。
やはりプロにやってもらうと違います。
出典引用:テントクリーニング.com HP
どんなに丁寧に扱っていても経年劣化は起こるんだなと実感しました。
毎年なら通常のクリーニングでもいいと思います。
撥水効果が無くなってきたと感じたら撥水加工を追加してもいいと思います。
私がお勧めするのはテントクリーニング.comです。
アウトドア用品専門のクリーニング店なのでメンテナンス技術は勿論のこと多くのテントメーカーに対応しています。
近くにテントクリーニングをしてくれるお店がない方もテントクリーニング.comなら全国発送してくれます。
気になる方は1度覗いてみて下さい。
雨キャンプも怖くない!狭い部屋でもテントをお手入れできる方法!:まとめ
テントのお手入れは乾燥させることが出来れば良いと言っても良いくらい重要です。
狭い部屋でも室内用物干しやサーキュレーターなどを駆使すれば乾燥させやすくなります。
『撥水加工が落ちてきた』と感じたらテントクリーニングを使ってみるといいですよ。
色んな方法を試してどんな天候でもキャンプを楽しみましょう。
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テントは外にしまっちゃダメ?!テント保管には乾燥剤がマスト!
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