そんな悩みにお答えします。
ファミリーテントの魅力はなんと言っても広いこと。家族で快適にキャンプをするには大きなテントはとても役に立ちます。
自然の中で美味しい料理を食べて、夜は星空のもと家族でテントに泊まる。考えただけで、ワクワクしますよね。
ポイント
はじめて購入を考える場合、どれを買ったらいいのか迷ってしまいます。いろいろ種類があって、よくわからないという方もおられるでしょう。
間違ったテントを選んでしまうと、後悔の原因になってしまうこともあるんですよね。
そこでこの記事では、ファミリーテントの選び方とチェックすべきこと、オススメのテント12選を紹介します。ぜひ参考になさってください。
ファミリーテントの選び方
【テントの種類を知る】
まずはテントの種類を知りましょう。ファミリーテントは形状によって4種類に分けられます。
ポイント
- ドーム型
- トンネル型
- ワンポール型
- ロッジ型
ドーム型テント
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最もポピュラーな形状のテントです。ドームのように丸い形が特徴で、風に強いテントになります。お手頃な価格のものが多く、初心者にオススメです。
天井高は他のテントより比較的低いものが多く、テント内で立つことができないものもあるので注意しましょう。
主に寝室として使用するので、テーブルやイスでリビングを作る際は、テント外にタープを張ってスペースを作る必要があります。
設営はしやすく、1人でも設営できるため初心者に嬉しいテントです。
トンネル型テント
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ツールーム型と呼ばれることもあります。近年、流行している新しい形のテントで、各メーカーも次々と新作のトンネル型テントをリリースしています。
文字通りトンネルのような形状をしており、円筒状の形が特徴です。
室内をシートで分けることができるので、寝室とリビングをテント内で作ることが可能です。
テント外にリビングを作らなくていいため、タープは必要ない場合も出てきます。
設営も1人で可能なので、初心者や設営が苦手な方にオススメです。
ワンポール型テント
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一本のポールで設営する非自立型と呼ばれるテントです。三角屋根でお洒落なデザインのため、個性を出せるテントとして、とても人気があります。
素材はコットン(綿)を使用しているものが多く、独特の質感を楽しめるのも魅力のひとつです。
テントを支えるポールが一本なので、簡単に設営できそうなのですが、ロープをペグで固定して自立させるので、初心者にとってはペグ打ちがネックになることがあります。
形が裾へいくほど低くなり、狭く感じやすいので大きめのサイズを選ぶようにしたいテントです。
ロッジ型テント
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まるで山小屋のような形をしたテントです。1970年代までは、テントと言えばこの形が主流でした。
近年はレトロな雰囲気と最新の機能性がミックスされ最注目されています。
壁側は垂直に立っているので、スペースを広く使え、高さも確保しやすい形のため、実際のサイズよりも広さを感じることができるテントです。
設営はスチールの骨組みを組んで、その上から生地を被せるだけなので、1人でも組み立て可能です。
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【チェックすべきポイント】
耐水圧
出典引用:アンベル株式会社
耐水圧は1,500mm以上のものを選ぶようにしましょう。
耐水圧とはテントが水に対して、どれだけ強いかというものです。
傘の耐水圧がおよそ200〜500mm。
目安として
- 小雨で500mm
- 普通の雨で1,000mm
- 強い雨で1,500mm
耐水圧3,000mm以上に設定されているテントもありますが、
1,500mm以上あれば安心してキャンプを楽しむことができます。
メモ
一般的に市販されているテントのほとんどは耐水圧1,500mm以上に設定されています。
私の使っているテントは耐水圧1,500mmで、雨も経験していますが今のところ全く問題ありません。
拡張性を考える
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テント泊をしてキャンプを楽しむ場合、寝室とリビングが必要になってきます。
テントによっては、寝室専用のタイプがあるためタープを張ってリビングスペースを拡張する必要があるのかも考えましょう。
メモ
ドーム型やワンポール型テントだと、タープをテントの外に設置してリビングスペースを作る必要が出てくるケースがあります。
私は初めてのキャンプでタープの役割を理解しておらず、リビングは野ざらしという痛い思い出があるので注意してくださいね。
使用人数にあっているか
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私の経験からすると、表示人数が5人のテントであっても、大人5人だと狭さを感じることがあります。
メモ
表示人数はマイナス1人と考えてテントを選ぶと余裕があっていいですね。
またテント内に入れる荷物の大きさも考慮しておきたいので、余裕のある大きさのテントを選んでおけば快適に過ごせるでしょう。
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設営はスムーズにできそうか
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設営はカンタンにできるテントがオススメです。特に初心者はテント設営に時間を取られがちになります。
メモ
食事の準備や焚き火など、キャンプではやらなくてはいけないことがたくさんあります。
慣れてくれば問題ないですが、はじめのうちはスムーズに設営できるテントを選びたいところです。
キャンプはひとつひとつの作業に意外と時間がかかるので、設営のしやすさは大切なポイントになります。
ファミリーテントおすすめランキング12選
1.コールマン タフワイドドームⅣ 300
出典引用:楽天
- サイズ:約300×300×185(h)cm
- 収納サイズ:約直径25×75cm
- 重量:約10.6kg
- 素材:フライ/75Dポリエステルタフタ(UVPRPO、PU防水、シームシール)、インナー/68Dポリエステルタフタ(撥水加工)、フロア?210Dポリエステルオックス(PU防水、シームシール)、ポール/(メイン)アルミ合金約直径14.5mm、(フロント)FRP約直径13mm、(リアバイザー)FRP約直径8.7mm、(リッジ)FRP約直径7m
設営のやり方です↓
撤収のやり方です↓
コールマンのファミリーテントと言えばコレです。コールマンでもトップクラスの売れ数の定番モデルになっています。
天井の高さが185cm、使用サイズが300×300cm。大人4〜5人でもゆったり過ごせる広さが人気の理由になっています。
1人で設営できるアシスト機能付きなのもうれしいですね。
2.スノーピーク アメニティドームM
出典引用:show peak
- サイズ:505×280×150cm
- 収納サイズ:74×22×25(h)cm
- 重量:8kg
- 素材:フライシート/75Dポリエステルタフタ・PUコーティング耐水圧1,800mmミニマム・テフロン撥水加工・UVカット加工、インナーウォール/68Dポリエステルタフタ、ボトム/210Dポリエステルオックス・PUコーティング耐水圧1,800mmミニマム、フレーム/ジュラルミンA7001+A6061(φ12.8mm+φ12mm・前室φ11.8mm+φ12mm)
設営のやり方です↓
コールマン「タフワイドドーム」と双璧をなすのが、スノーピーク「アメニティドーム」です。天井高が低く設定されているので、風に強い構造になっています。
1番の特徴は荷物が置ける広い前室があることです。小さなお子さんがいると荷物も増えがちなので、ファミリーには特にオススメです。
3.ロゴス neo ベーシックドーム PLR WXL
出典引用:ヨドバシ.com
- サイズ:約幅360×奥行335×高さ190cm
- 収納サイズ:約幅24かける奥行24×高さ72cm
- 重量:約9.1kg
- 素材:(フレーム)アルミ+グラスファイバー、(フライシート)難燃性ポリエステルタフタ、耐水圧2000mm UV-CUT加工、(インナー)ポリエステルタフタ ブリーザブル撥水加工(フロアシート)ポリエステルタフタ 耐水圧3000mm (メッシュ)ポリエステル
天井の高さが190cmもあるので、立ち作業も楽々です。大型のベンチレーションが付いており、空気の循環もスムーズに行えます。
別売の「neos Link PLR」を取り付ければ、前室にまさに屋根を作ることができます。
このようなしっかりした屋根は天候の変わりやすい山あいでは心強いんですよね。
出典引用:楽天
4.テントファクトリー トンネル2ルームテント ロング
出典引用:テントファクトリー
- サイズ:560×255×190(h)cm
- 専用キャリーバッグ:660×280×280mm
- 重量:15.5kg(付属品全て含む)
- 素材:アウターテントポール/ファイバーグラス、アウターテント/ポリエステルタフタ+リップストップ210T 68D(耐水圧3000mm)、インナーテント/ポリエステルタフタ185T 75D(耐水圧800mm)、フロアパーツ/ポリエステルオックスフォード(耐水圧3000mm)、グランドシート/PE(ポリエチレン)
設営の手順です↓
特徴を紹介しています↓
ファミリーやグループがゆったり楽しめるロングサイズのトンネルテントです。テント内も190cmと高さを確保し、広々とした空間を実現しています。
後方の大きなベンチレーションがあるため、締め切った状態でも空気の入れ替えが容易にできます。
5.コールマン トンネル2ルームハウス LDX
出典引用:ヨドバシ.com
- サイズ:660×330×200(h)cm
- 収納サイズ:31×72cm
- 重量:約15.5kg
- 素材:フライ/75Dポリエステルタフタ(UVPRO、PU防水、シームシール) インナー/68Dポリエステルタフタ(撥水加工) フロア/210Dポリエステルタフタ(PU防水、シームシール) ポール/メイン-アルミ合金 φ16mm、バイザー/FRP φ8.5mm
設営・撤収の動画です↓
前室にひさしが付いており、リビングスペースを広く使えるのが特徴です。4本のポールをスリープに通すだけなので設営も簡単になっています。
吊り下げ式のインナーテントで撤収作業もスムーズなのも魅力です。
6.ogawa アポロン T/C
出典引用:ogawa
- サイズ:585×320×205(h)cm
- 収納サイズ:80×45×35cm
- 重量:23kg(付属品除く)
- 素材:フライ:ポリエステル210D(耐水圧1,800mm) インナーテント:ポリエステル68D グランドシート:ポリエステル210D(耐水圧1,800mm) ルーフフライ:ポリエステル75D(耐水圧1,800mm) メインポール:アルミφ19mm×2、アルミφ17.5mm×2 リッジポール:アルミφ14.5mm×3
紹介動画です↓
素材にT/C(ポリエステルとコットンの混紡素材)を採用し、快適性の高いテントです。
化学繊維にはない肌触り、結露しにくい特徴があります。また全開放可能なメッシュパネルを装備しているので、蒸し暑い季節でも快適に過ごすことができます。
7.DOD ヤドカリテント ツールーム
出典引用:DOD
- サイズ:約W460×D460×H300cm
- 収納サイズ:約W65×D25×H25cm
- 重量:約14.7kg
- 素材:フライシート:150Dポリエステル(PUコーティング) サイドウォール、スカート:75Dポリエステル(PUコーティング) メインポール:スチール インナーテント:ポリコットン(ポリエステル65%、綿35%) フロア:210D ポリエステル(PUコーティング) 耐水圧:フライシート 2000mm、フロア:5000mm
解説動画です↓
ワンポールテントでありながら2ルームにできるビッグテントです。
テントを立てるだけで、タープスペースを確保できるため、リビング用に別タープを張る必要がないのがうれしいですね。
4〜5人ならゆったり使える広さがあるのも魅力です。風雨をしのげるサイドウォールやスカートなど細部にこだわりが詰まっています。
8.ロゴス GB ティーピー520-AH
出典引用:マルイウェブチャンネル
- サイズ:約585×520×240cm
- 収納サイズ:約78×36×31cm
- 重量:約18.1kg
- 素材:フレーム/アルミ・スチール、キャノピー/スチール、フライシート/150Dポリエステルオックスフォード(耐水圧2000mm)、インナーシート/68Dポリエステルタフタ、フロアシート/150Dポリエステルオックスフォード(耐水圧3000mm)、メッシュ/ポリエステル
解説動画です↓
最大収容人数8人の大型テントです。ワンポール型テントには、珍しい大型の前室が設けられているため、雨天時も安心して過ごせます。
支柱は極太の28mmスチール製フレームなので、安定感は抜群です。落ち着いたアースカラーはどんなスタイルにもマッチします。
9.DOD ワンポールテントL
出典引用:DOD
- サイズ:約W460×D460×H300cm
- 収納サイズ:約W62×D25×H25cm
- 重量:約12kg
- 素材:フライシート:150D ポリエステル(PUコーティング)、フロア:210D ポリエステル(PUコーティング)、ポール:スチール
設営方法です↓
こちらも大人8人が寝られる大型ワンポールテントです。インナーテントは全面メッシュ仕様のため高い通気性を確保しています。
フライシートは耐水圧2,000mmで雨対策も万全です。前後にドアが付いているため、風抜けが良く日中でも快適にキャンプを楽しむことができます。
10.ロゴス グランベーシック リバイバルコテージ
出典引用:ヨドバシ.com
- サイズ:幅290×奥行400×高さ208cm
- 収納サイズ:約j幅75×奥行36高さ36cm
- 重量:約24kg
- 素材:フレーム:スチール キャノピー:スチール フライシート:難燃性ポリオックス(耐水圧3000mm、UV-CUT加工、耐久性超撥水加工) インナーシート:ポリタフタ(ブリーザブル撥水加工) フロアシート;ヘビーポリオックス(耐水圧5000mm) メッシュ:デビルブッロクEX(インナー除く)
解説動画です↓
まるで家のようなロゴスのロッジ型テントです。内側のカベがほぼ垂直なため、有効スペースが広く、天井も208cmあり移住性は抜群になっています。
2ルームになっており、大きなキャノピーも付いているため、タープなしでもリビングのスペースを広くとることができるテントです。
11.ニュートラルアウトドア NT-TE10 GE ロッジテント4.0
出典引用:Amazon
- サイズ:W300×L300×L185cm
- 収納サイズ:W85×H30×D35cm
- 重量:約12kg
- 素材:本体生地/PEs 68D リップストップ PEs68DPUコーティング 耐水圧3000mm UVカット加工 ボトム生地/PE 195g 防水シート ポール/アルミニウム
紹介動画です↓
2ポールのロッジ型テントです。室内中央にポールがないため、スペースを効率よく使うことができます。
前後フルオープンが可能で、全開口部にメッシュパネルが装備されているので、夏場でも快適に過ごせます。
12.ogawa ロッジテント タイプ52R
出典引用:ogawa
- サイズ:310×260×210cm
- 収納サイズ:82×24×36cm
- 重量:約19kg
- 素材:フライ/ポリエステル210D(耐水圧1800mm)、インナーテント/ポリエステル68D、T/C、グランドシート/ポリエステル210D(耐水圧1800mm)、フレーム/スチールφ22mm
解説動画です↓
国内メーカーである小川が作るロッジテントです。ロッジ型テントの特徴である広い室内空間を実現しています。
国内メーカーらしく、全方向にメッシュ完備され、通気性へのこだわりが随所に感じられます。
ブラウンのアースカラーは汚れも目立ちににくく、格子状の窓がおしゃな雰囲気を演出しています。
2021年3月の人気ファミリーテントはこちら↓
2021年3月人気テントをchedk
ファミリーテントおすすめランキング12選!失敗しない選び方も伝授:まとめ
- ファミリーテントの選び方
- ファミリーテントおすすめランキング12選
はじめてのファミリーテントを検討するときは、テントの形状、耐水性、タープの有無、使用人数、設置のしやすさをチェックしましょう。
そうすれば、買ってからの後悔が少なくなります。あなたに合ったテントを見つけて、素晴らしいキャンプ体験を楽しんでください。