テントのメンテナンスがもっと気楽なものになれば、時期を気にせずキャンプを楽しめるのに。
みんなどうしてるの?
そんな疑問にお答えします。
わたしも以前は後のメンテナンスが憂鬱すぎて雨の予報ならキャンプは延期にしていました。
もう我慢ができなくなり、雨の中、思い切ってキャンプをしてみました。
すると、今まで知らなかった雨キャンプの心地よさを感じることができました。
そんな雨の日のキャンプを繰り返し、いろんなメンテナンス方法を試しましたが、特に【浴室乾燥】が一番のおすすめです。浴室乾燥を使えば次の雨キャンプも楽しみで仕方ありません。
雨の日のキャンプに隠されていた魅力と、これで雨の日もキャンプを思い切り楽しめる、【浴室乾燥】のすごさをお伝えします。
目次
雨キャンプの魅力
雨が降っていると、まずキャンプをするかしないかでもめてしまうことがありますが、雨なら雨で、前向きに楽しんだ者勝ちです。
あえての雨キャンプの魅力を、探ってみましょう。
雨の日にしか見れない景色が楽しめる
この投稿をInstagramで見る
雨の日のキャンプ場は、いつも以上に新緑が映える雨景色を見せてくれます。
快晴の空模様も素敵ですが、雨の日にしか見られないキャンプ場の景色も以外と素敵なんですよ。
キャンプ場が空いている
雨が降るとキャンプ場のキャンセルが多くなり、人が少なくなります。
シーズン中のキャンプ場はどこも満サイトで人が溢れてるので、ほぼ貸し切り状態でキャンプができました。
静かな時間を満喫できる
雨音が周りの声をかき消してくれるのでとても静かです。
ポイント
雨の音は人の心を落ち着かせてくれる効果があるため、心身がほぐれてストレスが消えていきます。
私自身、雨の日にキャンプをした後、不思議とスッキリ、体の軽さがいつもと違う経験をしたことがあります。
人も少ない上、ゆったりとした空間で雨音を聞きながらのキャンプは心から癒やされます。
雨キャンプでしか味わえない贅沢な時間をぜひ味わってみてください。
雨が上がった後の晴れにはすごいパワーがある
雨のあとの澄み切った空と、太陽のパワーには、いつもの倍以上ありがたみを感じます。
運が良ければ虹がかかったり、特別な景色を見せてくれます。
わたしは、出発から好天というパターンより、雨から晴のほうが晴天のありがたみを実感できて好きです。
キャンプスキルがあがる
この投稿をInstagramで見る
雨のキャンプでは、設営や撤収時にでなるべく濡れたくない心理が働くので、先々のことを考えて効率的になります。
本当に必要な道具を見直す機会にもなりますし、積載問題を解決するきっかけにもなりました。
なので、必然的にキャンプスキルがあがります。
雨キャンプも慣れてしまえば恐れることはありません。
他のキャンパーさんたちが雨を避ける中、「雨でもキャンプするんだ、すごい。」って、尊敬の眼差しでみられるようになりますよ。
そんな魅力を存分に味わう為に、まず、メンテナンスの大切さと、とっておきのメンテナンス方法をお伝えします。
メンテナンスができてないと起こるカビ問題
雨キャンプの後は、しっかりとテントを乾燥させないとカビの原因になります。
黒カビの生えたテントは見た目もがっかりする上に、生地が傷んでしまい劣化を早めてしまいます。
次のキャンプを気持ちよく迎えるために、テントを設営したときにがっかりしないように、多少手間がかかっても自宅でしっかりと乾燥させるようにしましょう。
注意
一番やってはいけないのが収納袋に入れたまま放置すること。
カビが生えやすくなる原因になります。
一度カビが生えてしまうと、残念ながら自力で完全に除去するのは難しくなってしまうので十分注意しましょう。
もしカビが生えてしまったら
まず、自宅にあるものでできるのが中性洗剤を使って拭き取る方法です。
台所や食器用などで使われている中性洗剤なので、テントの生地にも比較的優しいです。
使い方
- 中性洗剤を少量含ませたぞうきんでテントのカビを拭く
- 風通しの良い場所でしっかりと乾燥させる
以下の点には注意しましょう。
- テントに使用されている生地は「塩素系漂白剤」を使用すると傷んでしまいます。
- 中性洗剤は殺菌効果があまりないので、カビ自体を殺菌しているわけではありません。
- しっかりと乾燥しないとまたカビが再発するので管理に注意が必要です。
中性洗剤以外にも、消毒用エタノールなども使えますが、おすすめはこれです。
ぜひ試してみてください。
この投稿をInstagramで見る
自宅でのメンテナンス方法
雨に打たれた後のテントや、結露、地面からの水分で湿ったテントのお手入れは、キャンパーの方なら誰でもしたことがありますよね。
自宅で、自分達でできるメンテナンス方法として以下のものがあります。
- 車に覆いかぶせる
- 庭でテントを設営する
- ベランダで干す
- リビングで干す
- 公園など広い場所で干す
など、色々な方法があります。
今まで私も色々ためしましたが、結局家に戻ってからも天気が悪く、上で挙げた干し方ができませんでした。
ポイント
屋根付きのガレージなどがない場合、どうしても悪天候のために外で乾燥させられないことも考慮しておかないといけません。
いろんな乾燥方法を試しましたが、最後にいきついたのが、効率的で確実に乾く浴室乾燥です。
浴室乾燥の魅力
わたしはいつも自宅の浴室で乾燥させています。
効率的な上に、浴室乾燥をし始めてからまだ一度もカビが生えたことがありません。
では、浴室乾燥の魅力を見ていきましょう。
手軽さ
浴室乾燥機は、わたしのような一人暮らし用のワンルームマンションでも備え付けられている場合が多いので、ぜひ活用してみてください。
ポイント
乾燥機などを新しく買う必要もない「手軽さ」が魅力です。
汚れが下に落ちても大丈夫
リビングなどで干していると部屋や家具が汚れてしまうか気になりますが、浴室ならストレスなく干せます。
以前、リビングにテントを設営した状態で乾かしていましたが、後の掃除が大変でした。
ポイント
浴室なので、テントについた土などの汚れが落ちてしまっても、シャワーでサッと洗い流せて便利です。
この投稿をInstagramで見る
時間短縮できる
シャワーカーテンや洗濯用のポールにテントやタープをかけ、フルパワーで2-3時間乾燥させれば、パリッと乾き気持ちいいです。
乾燥時間を短縮するためにできること
浴室乾燥でも、他の乾かし方でも、雨に濡れた状態でそのまま干すと、乾燥するにも倍の時間がかかります。
ポイント
目立つ水滴や汚れだけでもあらかじめふいておくだけで、乾燥時間を短縮することができます。
効率よく簡単に水気を拭き取れるありがたいアイテムはこちら。
マイクロファイバークロス
わたしは、テント撤収時や濡れたテントを自宅で乾燥させる前に、マイクロファイバークロスを使っています。
吸水性に優れているので、これで水分をできるだけ拭き取っています。
注意ポイント
吸水性に優れている上に、絞ればすぐに乾くのでテントの水分を拭き取るのには最適です。
ハンディモップ
100円均一ショップでも売っているので簡単に手に入ります。
ポイント
モップ部分ができるだけ大きいものだと、テント全体を拭きやすいのでおすすめです。
手軽で効率的なお手入れ方法、知ってますか?テントの【浴室乾燥!】:まとめ
- 雨キャンプの魅力
- メンテナンスができてないと起こるカビ問題
- 自宅でのメンテナンス方法
- 浴室乾燥の魅力
- 乾燥時間を短縮するためにできること
雨が降っても怖くない、「浴室乾燥」の魅力を感じていただけましたか。
効率的で確実に乾く方法なので、ぜひ取り入れてみてください。
キャンプがもっともっと身近で、楽しいものになりますよ。