という方は、試し張りをしてみましょう。
テントやタープの設営にはコツがあります。事前に設営の練習や、テントの状態をチェックしておくと、キャンプ本番での失敗が少なくなりますよ。
テントの試し張りの必要性
キャンプ本番で説明書を見ながら悪戦苦闘、そんなパパ・ママの姿に子供たちの「まだー」の声が響くこともしばしば。雨の日なんかは設計図が濡れて大変なことになってしまいます。そうならないようにするためには、やはりテントの試し張りが必要です。
私がキャンプをした時もフレームの繋ぎ目を間違えてしまい、危うく折れてしまうところでした。慌てて直しましたが、気付かずにテントを設営しようとしていたら、取り返しのつかないことになっていたでしょう。
また、テントの状態や形状を試し張りで確認しておくことで、キャンプ本番でもスムーズに作業を行うことができるようになりますよ。
テントの試し張りのメリット
慣れない環境での作業で色々と失敗をしてしまうこともあるかもしれませんが、その中でも失敗しないようにしなければいけないのがテントの設営です。テントの設営に失敗してしまって、キャンプの現地で撤収せざるを得なくなってしまった、という最悪の状況になってしまうのは避けたいところですよね。
事前にテントの設営、片付けを一通り経験しておくことで、本番では慌てずに準備ができ、最悪の状況を回避することができます。
ランタンやバーナー類、調理の手順などは自宅でも練習ができます。ですが、テントの設営の練習はスペースが必要で、特にサイズの大きいファミリー向けは自宅での練習は難しいのではないでしょうか。
試し張りだと失敗をしてしまったり、一つ一つの作業に時間がかかってしまったりしても、気にせずに設営できる安心感があり、精神的にも金銭的にも余裕ができるので良いことづくめです。また、試し張りの際にストップウォッチなどを使い、設営開始から終わりまでの時間を計ることで、大体の設営時間を確認することができ、スケジュールが立てやすくなります。
私も子供たちの前で失敗をしたくないと思っていますので、買ってからすぐのテントは試し張りをするようにしています。こっそり練習をしておくことで、子供たちから凄いと絶賛の声が上がること間違いなしです。
テントの大きさを知ることができる
試し張りをすることで、テントのおよその大きさが分かることもメリットの一つです。テント本体にはテントの大きさは書いてあっても、使用する面積は記載されていないので、実物を見てみないと実際の大きさは分かりませんよね。
テントの試し張りをしていないと、思ったよりもテントが大きくてスペースが足りなくなり、他のキャンパーと場所が被ってしまうこともあります。逆に思ったよりも小さくて寝る場所の確保ができなくなり、狭くてあまり眠れずにストレスになってしまったという場合もあります。
テントを試し張りすることで、こういったハプニングに合うことなく、キャンプを楽しむことができるようになることでしょう。
試し張りをするためのおすすめの場所
試し張りにはある程度の広い場所が必要です。どんな場所で試し張りをすると良いのか調べてみました。代表的な場所は以下の通りです。
- 公園
- 河川敷
- バーベキュー場
- キャンプ場
公園
公園でテントの試し張りをすることは可能かもしれませんが、私はあまりおすすめしません。
テントを張っても大丈夫な公園もありますが、テントが飛ばないように地面に打ち込んで固定するためのペグという道具の使用を禁止されているところもあります。また、人の目が気になったり、子供たちが遊んでいると寄ってきたりと、落ち着いてテントの設営の練習が出来ません。
どうしても近くの公園で試し張りをしたい場合は、公園の管理人にテントの試し張りをしても良いか確認を取ってからにしましょう。
河川敷
河川敷では、あまり人がいないので落ち着いてできるかもしれませんが、蚊やアブ、ブヨなどの虫も多くいますので、虫よけ対策を怠らないようにして下さい。
車を止める場所を探す必要もあります。事前に近くの駐車場などを調べておきましょう。当たり前ですが路上駐車は交通違反になりますので絶対にNGです。
また、河川では氾濫の際、事故の元となる建造物は基本的に許可されていないため、トイレが近場にありません。
バーベキュー場
バーベキュー場では、タープは良くても、テントの設営は禁止されているところもあります。管理人に聞いてみましょう。
キャンプ場
やはり、落ち着いて実践的に試し張りできるのがキャンプ場ではないでしょうか。デイキャンプのみの利用ができる場所も多く、利用料もお手頃です。キャンプ場ですから、実際のキャンプの雰囲気を掴むことにも適しています。
自分の住んでいる地域に合わせて臨機応変にテントの試し張りの場所を確保しましょう。
初めてテントを買ったら試し張りをしよう!おすすめの場所は? :まとめ
せっかく家族総出でキャンプ場に来たのに、テントを壊してしまってとんぼ返りに、なんてなってしまったら悲しいですよね。しっかり準備をしてきたつもりでも、本番で大失敗なんてならないためにも予行練習である試し張りをして、イメージをしっかりとしたものにしておきましょう。
テントの試し張りはやっておいて損はありません。事前準備をしっかりと行い、キャンプ本番を楽しみましょう。