そんなお悩みにお答えします。
記事内にある結び方の動画は1分前後、そのうえ分かり易い内容のものを厳選しています。素早くチェックしたい方にオススメです。
キャンプ初心者がまずは覚えておきたい基本の結び方は3つあります。
- 「もやい結び」
- 「ふた結び」
- 「自在結び」
いずれの結び方も練習すれば難しくないものばかり。これらの結び方をマスターすれば、テント設営の準備や撤収スピード上がり、キャンプの快適性がアップします。スマートに紐を結べれば、家族や友人にさりげなく「かっこよさをアピール」できますよ。
目次
最初に覚えたい3つの結び方
「もやい結び」「ふた結び」「自在結び」。キャンプでのテント設営やタープ張り、ハンモックを太い木にくくりつけるなど、この3つを覚えておけば、何をするにも困ることがなくなります。
ポイント
- あらゆる作業のスピードがUPする
- キャンプ場での快適性がUPする
- 周りから一目置かれる
いずれの結び方も難しくはありません。結束力が高く、解き易い結び方ばかりなので、がんばって覚えましょう。これから分かり易い動画と画像を紹介していきます。
もやい結び
まずは基本のもやい結び。この結び方を覚えれば、とりあえずキャンプ場で困ることはないでしょう。私も最初に「もやい結び」だけを覚えてキャンプに行ったのですが、なんの問題もなく過ごせました。
使う場面と目的、特徴
立木に結んだり、テントやタープのループに結んで張り綱をかけるときに使います。先端に輪っかをつくる結び方です。船を係留するときに、よく使われている結び方。私はこの「もやい結び」を覚えたことで、できることが格段に増えました。
以前はポールや木にロープを結ぶときは固結びをして、解くときに苦労していましたが、もやい結びは簡単に解くこともできるので、すごく便利です。
出典引用:kugai
ふた結び
次に覚えたいのが「ふた結び」です。「もやい結び」のような輪っかは作らず、物に直接縛る結び方です。結び目を固定できるので、物をまとめて縛ったりするときに便利です。
使う場面と目的、特徴
テントやタープのループ、ポールや樹木など比較的何にでも使える結び方です。対象物を直接縛るので、薪や新聞紙などをまとめるときにも重宝します。
私はタープを張る際にペグが刺さらない場所などでは、大きめの石に「ふた結び」をしてロープを張ります。強度が強く、解きやすいのでいろいろ使えて便利です。
出典引用:fan okinawa
自在結び
3つ目の「自在結び」も覚えるとすごく便利です。ロープの長さの調節やテンションを変えたいときって、キャンプをしていると結構ありますよね。私は「自在結び」を覚えたとき、いろいろな場所にロープを張りたくなったのを思い出します。
使う場面と目的、特徴
テントやタープを張るときに使えます。特にペグにロープを引っ掛けて自在金具の代わりに使える結び方です。ロープの長さを調節することが可能で、テンションも自由に変えることができます。
私はキャンプ場で自在金具が壊れたときや忘れてしまったときに、この「自在結び」を使います。結び目を掴んで移動させるだけなので、簡単にロープの長さを調節できますよ。
出典引用:hi-ro.ne.jp
応用して使えるシーン
「もやい結び」「ふた結び」「自在結び」をマスターできれば、キャンプだけでなく普段の生活にも活用できます。
一番のオススメは洗濯物を干すことです。キャンプ場でタオルや服を干したりするときに便利です。また、物を吊るしたりするのにも使い勝手がいいので試してみてはどうでしょうか。
洗濯ロープ
私の場合、出張先のビジネスホテルで物干し竿代わり使ったりしています。細めのロープであれば、かさばらずに持ち運べるので荷物になることもありません。
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引っ掛けロープ
物を吊るすのにも重宝します。ちょっとした物を引っ掛けておきたいときって、結構ありますよね。デーブルの上や地面に置きたくない物を吊るしておくといいですよ。このとき、「もやい結び」で小さな輪っかを複数作れば、滑りやすい物も引っ掛け易くなります。
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テント設営で使う紐の結び方を知りたい!最初に覚えたい3つの結び方:まとめ
- もやい結び:テントやタープのループなど、どこでも使える。
- ふた結び:テントやタープはもちろん、対象物を直接縛れる。
- 自在結び:ペグに結ぶときに最適。ロープの長さを調節できる。
ここに紹介した3つの結び方をマスターすれば、キャンプだけでなく、さまざまな生活シーンにも生かせます。
まずは何度も練習して覚えてくださいね。テントの設営や撤収も素早くできるようになり、家族や友人に「できる感」を演出できますよ。
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