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テントのメンテナンスに防水剤が必須!テントを長生きさせるコツ!

テントの撥水が弱くなってきた
テントが濡れて生地に浸透している

そんな悩みにお答えします。

テントは使っていると劣化して防水加工が弱まります。

今年キャンプをしたときに、雨が降ってしまいテントがびしゃびしゃになりました。

古いテントなので水を吸ったテントが重すぎて、後日乾かすのにもかなり時間かかりました。

今回はテントの防水を復活させるおすすめの防水加工アイテムを紹介します。

 

テントは消耗品!撥水加工は劣化する!

テントはいろんな原因からどんどん劣化していきます。

テントには防水・撥水加工があるので長く使っていると水が浸透してきます。

テントの撥水加工が落ちてきたサインは?

  • カビが生えた
  • 濡れてから乾くのに時間がかかる
  • テントが重くなった

テントは定期的なメンテナンスが大切です。

テントを使ったら次に使うときまでしまいっぱなしにしていませんか?

期間があいてしまったらテントが埃っぽかったりカビ臭かったりすることがあります。

テントのメンテナンスは半年に1回は必ず行いましょう。

 

防水加工と撥水加工の違いは?

テントの表面と裏面では加工が異なります。

防水加工は水を浸透させない加工です。

防水加工

 

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テントの裏面はポリウレタンコーティングのような防水加工の生地が使われています。

このコーティングは繊維の隙間を埋めて水を通さないようにしており、撥水加工より長持ちで水を通しません

メモ

防水と謳っていても実際は撥水加工だけということもありますので、テントの生地を確認することが大切です。

防水加工を復活させるおすすめの防水スプレーを紹介する記事がありますので参考にどうぞ

撥水加工

テントの表面は生地の上に撥水加工が施されています。撥水は玉のように水を弾く加工です。

テント生地は主に

  • 登山用テント→軽くて丈夫なナイロンやシリコン入りの生地
  • キャンプ用テント→通気性の良いポリエステルやコットン

が使われており、その上にフッ素やシリコンの撥水加工が施されています。

メンテナンス時には生地に合わせた防水材を使用するので生地を確認しておきましょう。

撥水加工は通気性が良いので蒸れにくく、劣化しても撥水加工を上からまた足せるのがメリットです。

私のテントも以前、しっかりと雨に降られてテントの生地に雨が浸透してきました。

晴れているときには撥水加工の劣化に気づきにくいので、水が浸透して初めて気づきました。

防水透湿素材とは?

透湿(=蒸気の水分を外に出してくれる)機能と防水機能を兼ね備えた素材をいいます。

テント内の結露対策には、この防水透湿素材を使用するテントがおすすめ

透湿性と耐水圧をチェックし、その防水透湿性を比較してテントを選ぶと機能性の高いテントを選べます。

テントの撥水剤は、防水透湿素材に使用できるか否かを確認しましょう。

 

テントのメンテナンスは定期的に。テントの劣化原因はコレ

  • 汚れ
  • カビ
  • 水分
  • 摩擦

これらがテントの劣化原因です。

メンテナンスを定期的にしてなるべく長く使いたいですね。

主に水分がテントの劣化を早めます。

汚れはこまめに拭き取り、テントには水分を残さず、使った後も定期的に干してカビを生やさないことが大事。

テントの買い替えで、古いテントをしまいっぱなしにしていることってないですか?

捨てるのもな、と思いながらそのままなんですよね。

あまり使っていないのにカビ臭いのですが、クリーニングに出してまたテントを使おうか迷っています。

こまめなメンテナンスをすれば、こんな思いをせずに気持ちよくテントを使えますね。

また高温になる場所もテントには不向きです。

車内に積んだままになっていませんか?

今一度テントの保管場所も見直しましょう。

ポリウレタンコーティングは劣化しやすい

 

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テントの生地に使われる主な防水加工の素材です。

この加工は劣化すると「加水分解」をします。

加水分解とは

水との化学反応で、べたつきや白い斑点のように現れ、コーティングが剥がれます。

この劣化はクリーニングでも対処できません。

ポリウレタンコーティングの劣化はテントの寿命とも言えますね。

加水分解を起こさないようにするためにもメンテナンスが必要です。

タープやシートもメンテナンスを忘れずに!

 

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テントに限らず、タープやシートも同じことが言えます。

テントよりも雨や土が付きやすいものなので、しっかりと汚れや水分を落としましょう。

タープやフライシートは両面を乾かしてくださいね。

シームテープの剥がれに注意

出典引用:楽天市場

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シームテープはテントのつなぎ目に貼られている防水テープで、雨の浸水を防ぎます。

テントが劣化するとシームテープが剥がれやすくなります。

劣化するとテープの剥がれた部分から水が浸透してテント自体の防水機能を更に低下させてしまいます。

剥がれなどが見られたら、張り替えましょう。

 

テントの防水対策はスプレータイプ?液体タイプ?

スプレータイプのメリット

  • 塗りやすい
  • 乾きやすい
  • すぐに塗れる
  • 撥水加工をプラスしたいもの(靴や傘など)いろいろなものに使える

出典引用:楽天市場

スプレータイプのデメリット

  • 細かな場所が塗りにくい
  • 何本も使わないといけないこともある
  • 成分が散らばり、液剤より塗れる量が少なくなる
  • 風向きでムラになることもある

テントのメンテナンスに防水スプレーを使用するやり方を説明する動画がありましたので参考にどうぞ

液体タイプのメリット

  • 隅々までしっかり塗れる
  • しっかり塗れる分、撥水加工が長持ちする
  • 何個も買わなくて良い

出典引用:楽天市場

液体タイプのデメリット

  • 塗りにくい
  • ムラになりやすい
  • 持ち運びがしづらい

フッ素系とシリコン系の違いは?

防水材には「フッ素系」「シリコン系」の2種類があります。

フッ素系 乾くとパウダー状のコーティングがテントに密着

シリコンよりも色落ちやシミの心配が少ない

シリコン系 オイル状のコーティングがテントに密着。耐久性に優れています

テントの生地によって使える防水材が異なります。

 

テントのメンテナンス方法を紹介!防水スプレーまでがメンテ!

では、テントのメンテナンス方法を教えます。

撤収時

  1. テントを使ったらチェックアウト2時間前には乾かす
  2. テントの汚れをタオルで拭く

自宅でのメンテナンス

  1. 汚れが酷いときには浴槽などに水をためて中性洗剤を入れ踏み洗いをする
  2. 風通しの良いところで陰干しする
  3. 防水スプレーを全体にかける

撤収時にテントを綺麗にして持ち帰るとその後のメンテナンスが楽です。

シートやタープなどもひとつひとつ完全に乾かして持って帰りましょう。

ポイント

丸洗いをしたときには絶対に完全に乾かすこと!

せっかく綺麗にしても水分が残っているとテントが劣化します。

メンテナンス時、テントが破損していないかをチェックするとよいでしょう。

テントの洗い方を詳しく書いた記事がありますので参考にどうぞ

絶対にやっちゃだめ!テントの丸洗いをするときの注意点をチェック!

続きを見る

 

テントの防水対策にはこれ!おすすめテント用防水用品を紹介

テント用防水スプレー

出典引用:楽天市場

シリコンタイプのスプレー。2〜3人用のテント1枚分の使用分です。

シームテープの劣化などで縫い目から浸水してしまったらスプレーして対処できます。

防水スプレーは一つ持っていると便利ですね。靴に使えるので家に1つは持っています。

TEMPO パラウエット テント用強力防水液 1000ml

出典引用:楽天市場

フッ素系の防水液です。

刷毛で塗るのでテントだけでなくタープやシートなど広くしっかり塗りたいときにおすすめ。

透明なので生地の風合いや色味に影響がないのも良いですね。揮発性も抜群です。

透明な液なら仕上がりが白くムラになる心配もなく嬉しいですね。

RUST-OLEUM(ラストオリウム) ネバーウェットネオ

出典引用:楽天市場

シリコン製の防水スプレーです。

シンナーのような匂いがするので、屋外かつ風の影響を受けない場所で使いましょう。

口コミでも撥水効果が抜群と評価が高いです。

他の撥水させたいものにも使えて便利!

ホコリがつきにくいという口コミも見たので購入を検討しています。

信越化学 POLON-T 撥水剤 1kg

出典引用:楽天市場

シリコンタイプの防水液です。

刷毛で塗るタイプですが、口コミではホワイトガソリンで希釈してスプレーする人もいました。

大きなビニール袋に希釈液とテントを漬け込んで一気に染み込ませている人もいます。

幅広い素材に使用可能。

テント使用時に余ったらタープや傘、ウェア、シートなど色々なところに塗布すれば使い切れますね。

使用方法を紹介する動画がありますので参考にどうぞ

 

テントのメンテナンスに防水剤が必須!テントを長生きさせるコツ!:まとめ

いかがだったでしょうか。

テントの撥水加工は劣化するので定期的なメンテナンスが大切なことがわかりますね。

私も車内に入れっぱなしのテントがあります。

そのまま持ち運べるので車内に置いていましたが、今回高温になる場所での保管がダメなことを知りました。

保管場所を改めようと思います。

テントの寿命は長くしたいものですよね。

是非参考にしてみてください。

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