そんなアナタの疑問にお答えします。
寒い冬のキャンプ、折角外の焚き火で温まってもテントの中が寒くて冷えてしまうことってありますよね。
私も寒くて焚き火から離れられない一人です。
テント内で冷えてしまわないようにするにはどうすればいいのでしょうか。
何か暖を取るものが欲しいのですが、折角キャンプに来たのでその雰囲気をもっと味わいたくありませんか?
そんな時、テント内で使えておしゃれで温まるとってもいいものがあるんです。
薪を燃やして暖まれるストーブですね。
薪をくべて燃やすその普段味わえない状況がよりキャンプの時間を有意義なものへと変えてくれます。
今回はその薪ストーブの中でも、ROBENS製のボルケーノテントストーブをご紹介します。
目次
ROBENS製ボルケーノテントストーブ
出典引用：Trailhead
ROBENSというメーカーは、一体どんなメーカーなのでしょうか、メーカーのHPから引用しますとこの様なメーカーです。
デンマーク発 テントブランド ＲＯＢＥＮＳ®（ローベンス）。
１９７３年、ドイツのクラウス・ローベンスによって設立されました。
若き日のクラウスは休日のほとんどをキャンピングやカヤッキングに費やしていました。
その場面での様々な経験を基に、彼は自宅とその庭を商品開発・販売の拠点とし、リーズナブルでハイクオリティなテントを創りだしました。
それらすべては完全なアウトドアライフのために設計されています。その使いやすさはカスタマーの信頼を得ることに成功し、ユーロ圏においてＲＯＢＥＮＳ®ブランドを確立しました。
アウトドアでの快適さに必要な条件とは何か？居住性はもちろんのこと、やはり雨風に強いこと。
それも圧倒的に。さらにどんな状況でも換気システムが完全に機能することです。アウトドアでの気象条件は刻々と変化します。
それに対応できるのがROBENS®のテント群です。彼らは品質にとことん拘ります。そこに妥協はありません。
なぜならカスタマーの安全を保証しなければならないからです。そのためには充分すぎるほどのテストを行います。
ROBENS®ではデンマーク本社内のテストセンターに最大風速２００キロを計測する３８０馬力の風力発生機と降雨マシンを導入しています。
彼らの降雨マシンは非常に強い雨をシミュレートします。さらに風力発生機を組み合わせることでより過酷な状況をつくりだします。
そしてその条件下ですべてのテントについてテストを行った後、市場に製品を送り出しています。
出典引用：ROBENS
デンマーク発のテントブランドということで、過酷なテストを行い雨風に強いテントを作っているメーカーのストーブということであれば、その耐久性に関しても信頼できそうですね。
ROBENS製ボルケーノテントストーブの特徴
三脚タイプの薪ストーブになります。
脚は折り畳めますが開くと広めの三脚なので安定性が高く、安心です。
持ち運び時は煙突を全て筐体内に仕まうことができます。
片手で持ち運べるサイズになるのがありがたいですよね。
このボルケーノテントストーブは覗き窓がないので火の燃える様子が見えません。
ですので火力調整は薪をくべる為の蓋を少し開けたり閉じたりすることで調節します。
燃焼がうまくいっていれば排気は煙突の方へ行くのでテント内が煙たくなる事はありません。
そしてこのボルケーノテントストーブには灰受けがついています。
薪をくべる時には灰がこぼれ落ちる事があるのでこの灰受けがあると便利ですよね。
テントの火の粉対策
薪ストーブを使った事がある方は、薪ストーブの火の粉でテント生地を溶かしてしまった経験はありませんか?
煙突が短く、煙突出口がテント生地に近いと火の粉が直接テント生地にかかり、生地を溶かしたり、焦がしたり、最悪の場合テントが燃えてしまうことも有り得ます。
さらにはテントから煙突を出す箇所のテント生地やファスナーが煙突の熱で溶けてしまったり。
お気に入りのテントが溶けたり燃えてしまうと、とても悲しいですよね。
この薪ストーブなら、その心配と悲しみを減らす事に一役かってくれます。
ボルケーノテントストーブは火の粉が少ない?
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煙突が長い
ボルケーノテントストーブは全高が3m30cmありますので高く煙突を上げることができます。
煙突を高く上げることで煙突の出口がテント生地から遠くなり、テント生地に落ちる火の粉の数を減らすことができるわけです。
火の粉の数を減らすことができれば、テント生地が火の粉で溶けてしまうという悲しい結果を避けることができます。
ヒートバッフル付き
煙突にはステンレス製のヒートバッフルが付いています。
テントから煙突を突き出す際にはこのバッフルをテントと接触する箇所に取り付けます。
そうすることでテント素材が溶けたり焦げたり最悪の場合燃えたりしてしまう事を防ぐことができます。
さらに耐熱バンテージを巻いたりスパッタシートを巻き付けたりと、ひと工夫する事によって更なる断熱効果が期待できます。
ヒートバッフルをどのように使用しているか分かり易い動画がありますのでご参考にどうぞ。
スパークアレスター付き
さらには煙突の先にスパークアレスターも付いています。
スパークアレスターは火花の発生を抑え、火花がテント生地に穴をあけてしまうという悲しい事態に陥ってしまうのを軽減する効果があります。
スパークアレスターなしの煙突の場合、大きな木片が火の粉となって煙突から出てきてテントに落下してしまい、テント生地が焦げたり溶けたりしてしまうようですね。
スパークアレスターについて分かり易い動画がありますので参考にどうぞ。
また、このスパークアレスターにはロープを通せる引っ掛けがついていますので、これを使用してロープを張りストーブ本体の転倒防止になります。
煙突にこれだけの安心材料があれば、テントで使用するのも怖くはありませんね。
一酸化炭素中毒に注意
テントの中で薪ストーブを使用する際、一酸化炭素(CO)ガスには気をつけなければなりません。
ボルケーノテントストーブはほとんどの燃焼ガスが煙突を通ってテント外に抜けていきます。
しかし本体のわずかな隙間から燃焼ガスがテント内に漏れ出る可能性があります。
この一酸化炭素、無色無臭なので人間には感知することができません。
ですので検知器を利用する必要があります。
テント内でボルケーノテントストーブを使用する時は必ず検知器も用意しておきましょう。
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火の元に注意する
薪ストーブの使用時は火の元に気を付けなければなりません。
薪ストーブは煙突も含めると背が高く、何かの拍子に煙突に何かを当ててしまうと転倒する危険性があります。
倒れないようにロープで倒れ留めをしていても、留め方が甘く、ロープが抜けてしまい転倒するという可能性もゼロではありません。
転倒した拍子に中の燃焼物が外に出てしまい、近くに置いてあった薪に燃え移って大惨事になる、ということも起こり得ます。
また、薪ストーブという高温になる物の近くにガスボンベを置いていたせいで、突然爆発し大惨事になることもあります。
下の動画の様な事にならない様に気を付けたいですね。
一度火災になってしまうと、たとえ小火で済んだとしても周囲の方々へも火の粉がかかってテント生地やその他の物品を傷めてしまっているかも知れません。
自分と同じ様にキャンプを楽しみに来ている周囲の皆様に迷惑とならない様、また、自身の身の安全の為にも火の元には細心の注意を払いましょう。
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いかがでしたでしょうか。
ROBENS製のボルケーノテントストーブは三脚の脚も広く、ロープで倒れ留めも使えるので比較的安全な薪ストーブだと言えます。
キャンプ場でよく起こる、突然の風に煽られてストーブが転倒する事態を避けることができます。
そしてテント内で使用する際は自身の安全の為にも一酸化炭素濃度計は必ず使用してください。
一酸化炭素は空気より軽いので自分の頭より上に設置するのことが肝心です。
そしてガスボンベ等の可燃物はストーブの近くにおかず、可能な限り離して置きましょう。
以上のことに気を配りつつ、安全に薪ストーブを使用してキャンプを楽しみたいですよね。
くれぐれも楽しすぎて薪をくべすぎ、テントの中が暑くなりすぎるのには注意しましょうね（笑）。
