そんな声にお答えします。
テントサウナを検討する時、ストーブも選ばなければなりません。
私もテントサウナを所持しており、薪ストーブを利用しています。
テント内ががっつり熱くなる感じと、体の熱も冷めにくい感じが好きで薪ストーブを愛用しています。
今回は、薪ストーブの使い方やテントサウナにおすすめの薪ストーブを紹介します。
目次
テントサウナの事故!薪ストーブを使うリスクを考える
近年人気のテントサウナ。気軽に始める人も多くいますが、危険性もたくさんあります。
テントサウナ使用時の天候の注意
- 強風→テントが煽られて火事に繋がる可能性あり
- 悪天候の翌日→河川の増水に注意
- 雪の日→落雪でテントの破損や煙突口を塞ぐ場合がある
- 雨の日→薪が濡れることで一酸化炭素が出る可能性あり
- 雨の日→テントが濡れてカビが生えやすい
薪ストーブ使用時の注意
- 乾いた薪を使う
- ストーブ周辺は間隔をあける(テント接触にも注意)
- 近くにバケツを置き、すぐに消火できるようにする
- 薪を投げ入れない→耐熱ガラスが割れる可能性あり
- やけどに注意
- テントの周り(周囲3m以内)に燃えやすいものがないか確認する
テントサウナは注意する点が多いので気をつけながら楽しみたいですね。
テント内にストーブを置くときの注意点をまとめた動画がありましたので参考にどうぞ
テントサウナを始めよう!薪ストーブ使用時必須アイテムを紹介
やけどや一酸化炭素中毒の危険がありますので対策アイテムを用意しましょう。
耐熱グローブ
出典引用:楽天市場
薪ストーブを移動する時や薪を触る時など、耐熱手袋が必要なときがたくさんあります。
この商品は牛革で作られており、使いつづけると馴染んでくる使いやすい手袋です。
私は軍手を使用していましたが、ススですぐ汚れたり、着脱しにくかったりと不便でした。
性能のしっかりした耐熱手袋は耐久性もあり、おすすめです。
火ばさみ
出典引用:楽天市場
薪をくべる時は熱いので、ある程度距離を取って入れたいものです。
この商品は6つの突起がしっかりと薪を掴んでくれます。
ダッチオーブンの蓋まで空けられるので火ばさみ以外にも用途がたくさんあって便利ですね。
一酸化炭素チェッカー
出典引用:楽天市場
最も薪ストーブの使用で怖いのが一酸化炭素中毒です。
事前に動作確認をしておきましょう。
初動時、ずっと作動しているのかわからず不安になりました。
ベル音もどの程度の大きさかを知らなかったので事前に確認してよかったです。
この商品は一酸化炭素チェッカーの機能はもちろん、温・湿度計や非常ベルなどの機能もあります。
スコップ
出典引用:楽天市場
薪ストーブ使用後の灰の処理にスコップが必要になります。
100均のちりとりを使ったことがありますが、灰が舞ってうまく入れられなくて手こずったことがあります。
この商品はスクレーパーできれいに灰をかき集められるので楽ですね。
ペグ
出典引用:楽天市場
風でテントが煽られることで火事の危険性があります。
キャンプ場と異なり、テントサウナに設置場所が河原で石の多く硬い地面な場合があります。
テント付属のペグよりもしっかりとしたペグが必要です。
薪
テントサウナに適する薪(5〜7cm)は、火持ちの長い広葉樹がおすすめ。
出典引用:楽天市場
ミックスで入っているようですが、口コミを見ると広葉樹も多く入っており高評価が多いです。
テントサウナに使用する薪の量の目安は?
まず、テント内の予熱するための薪と、高温を持続するための薪が必要になります。
目安としては以下の量です。
夏→予熱(1束:7〜8kg)持続(2束)
冬→予熱(2束)持続(3束)
※サウナ(10分)→水風呂→外気浴(10分)3セット程を目安としています。
また、焚付用の細い薪(2cm程度)も用意すると良いでしょう。
ちなみに火付け用の薪は針葉樹がおすすめです。
針葉樹と広葉樹の見分け方
針葉樹(杉・ヒノキなど)→樹皮が薄く柔らかい、剥けやすい。
広葉樹(樫・ナラなど)→樹皮が厚く、剥くことは難しい。重くて硬く、薪割りが大変
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用意していた薪が不足した場合など、設置先で薪を探すときには目安になりますね。
テントサウナに使う薪ストーブの選び方
では、テントサウナに適する薪ストーブはどのように選べばよいのでしょうか。
その選び方をお教えします。
- テント内が狭くならないようコンパクトなもの
- 温められる範囲を考える
- テントから出る煙突の長さが十分に取れる
- ロウリュができるかどうか
- ガラス窓があると薪の残量がわかりやすい
- 専用収納バッグがあると持ち運びに便利
- 国内生産の商品は、破損時に修理に出したり、追加の煙突を買い足したりできることが多い
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テントから出る煙突も長さがないと火の粉でテントに穴が空くことがあります。
個人的にはホームセンターで追加の煙突を買えるような、国内生産の薪ストーブが使いやすいです。
ステンレスと鉄はどちらが良い?
薪ストーブはステンレスと鉄に分けられます。
ステンレス→軽量で錆びにくく、扱いやすい。温まりに時間がかかる、高価
鉄→蓄熱性が高く、耐久性がある。重い、手入れに手間がかかる(洗浄→乾燥→油を塗る)
それぞれ特徴がありますので、自分に合うものを選ぶと良いですね。
おすすめ!テントサウナに合う薪ストーブを紹介
では、テントサウナにおすすめの薪ストーブを紹介します。
SAVOTTA Tent stove
出典引用:楽天市場
煙突部分を本体内に収納できるので持ち運びや保管時に便利。
シンプルな作りで扱いやすく、別売りのストーンラックでロウリュも楽しめます。
テントサウナとセット売りされていることもある薪ストーブです。
テントサウナは荷物が多くなるので軽量の薪ストーブはおすすめ。
- サイズ:W28cm x H55cm x D42cm
- 重量:18.5kg
- 素材:スチール
SAVOTTAの薪ストーブでテントサウナをする動画がありましたので参考にどうぞ
ホンマ製作所 時計1型薪ストーブ ASS-60
出典引用:楽天市場
ステンレス製でサビや腐食に強くお手入れがしやすいです。
天板に鍋を置いて、調理も可能ですよ。
燃焼効率も良いのですぐに予熱も早いのが魅力的です。
キャンプで使用したことがありますが、天板を外して網を置けばBBQができますよ。
- サイズ: W60cm×H126cm×D40cm
- 質量:6.6kg
- 素材:ステンレス
HEAT View Gストーブ
出典引用:楽天市場
ノルウェーで誕生したこのストーブは錆びにくく、1000℃まで耐えられる頑丈さが魅力。
煙突を本体内に収納可能です。
ガラス窓があるので、薪の燃焼具合がわかりやすいですね。
私はガラス窓から見える火を見ると、癒やし効果があります。
火を見てぼーっとサウナ時間を楽しむ。かなり気持ちいいですよ。
- サイズ:W42×D42×H236cm
- 質量:10kg
- 材質:ステンレス
ホンマ製作所 ストーブA-41
出典引用:Amazon
鉄製のメリットを十分に感じられるストーブです。
温まりが早く、外気温の温度変化の影響を受けにくいので冬のテントサウナに良いですね。
鉄の手入れが手間ですが、重厚感があってかっこいいです。
サイズ:W45cm×H50cm
重さ:14kg
材質:鉄
このストーブとセットで販売されているテントサウナ「totonoi」を紹介する記事がありますので参考にどうぞ
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最強コスパ!テントサウナデビューするならtotonoiで決まり!
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テントサウナの薪ストーブはどう選ぶ?選び方と危険性をチェック!!:まとめ
いかがだったでしょうか。
薪ストーブはテントサウナだけでなく、アウトドアでたくさん使える万能アイテムですね。
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コロナ禍ではテントサウナの時間も増えました。
薪ストーブは体の芯まで温まる感じがたまらないです。
暖かさだけでなく、木の香りや揺らぐ火で、心身ともに癒やされる空間にしてくれますよ。
ぜひお気に入りのテントサウナに合う薪ストーブを探すときの参考にしてみてください。
キャンプに使えるおすすめの薪ストーブを紹介する記事がありますので参考にどうぞ
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