このような悩みにお答えします!
キャンプに欠かせない焚き火。パチパチと薪が弾ける音、ゆらゆらと揺らめく炎。癒されますよね。
焚き火をするためにキャンプに行くという方もおられるんではないでしょうか。
私も焚き火は大好きなんですが、どうしても避けられないのがテントについてしまう煙の臭いの問題。
あまりにも臭いがきついとテンションが下がってしまいますよね。
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キャンプで焚き火をする時の注意点!テントとの安全な距離は?
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目次
陰干しする
テントを丸洗いできればそれに越したことはないのですが、すごく大変な作業ですよね。
『陰干しするだけで大丈夫なの?』と思うかもしれませんが、これからお話しするいくつかの工程を加えれば、臭いを軽減できる十分な効果があります。
私も毎回実践していることなので、ぜひ一度試してみてください!
風でホコリや粒子を飛ばす
まずやって欲しいのが、原始的に風でテントのチリやホコリ、臭いの粒子を飛ばすということ。
テントに染み付いた臭いの粒子を風で飛ばします。バサバサとはらってもいいですし、ドライヤーなどで風に当てて吹き飛ばすのもいいと思います。
これだけでも、やるのとやらないのとでは結構ちがいが出ます。
布で水拭き
次にテントについた汚れを落とします。
ふつうの水でもいいですし、中性洗剤を混ぜたものでも大丈夫です。
あまり擦りすぎると防水コーティングが取れてしまうので、私は力を入れずに軽くこする程度にしています。
干す
陰干しで干します。
直射日光で干すと紫外線で生地が劣化してしまうので、なるべく日陰に干すのがいいでしょう。この時、必ず途中で裏返して、両面干すようにします。
「そんなスペースないよ」という方もいるかもしれません。
私もマンション住まいなのでよくわかります。でもベランダの物干しスペースをめいいっぱい使って工夫すれば、しっかり干すことができるので大丈夫です。
ファブリーズで消臭
市販の消臭剤を使うのも効果的です。除菌もしてくれるので、衛生面でも安心感があります。ただし、煙の臭いをある程度とった状態でないと臭いが混ざって、逆に気になる臭いになるので気をつけましょう。
私は陰干しが終わったあとや、終わる直前にファブリーズをするようにしています。理想はファブリーズをしてから、しばらく置いて乾燥させるのが良いと思いますよ。
活性炭と一緒にしまう
さらに念入りにしようとすれば、活性炭と一緒にしまっておきましょう。市販の消臭剤でも問題ありません。
使わない間も臭いを取り続けてくれるので、強い見方になってくれます。
私はズボラなので、しっかり手入れできない時は活性炭をテントと一緒に放り込んで、専用ボックスに収納しています。
テントの入り口の向きを考える
これは風向きを考えてテントを設営するということです。焚き火やバーベキューの煙が、一日中テントの入り口に流れていれば、そりゃ臭くなりますよね。
私がよく使っているのがお天気アプリ。その日の風向きと風力がわかるのですごく参考になります。1時間毎ごとに予想しているアプリもあるのですごく便利です。
風向きは1日のうちでも時間帯によって変わるので、活動する時間帯の風向きをチェックするといいですよ。
その日のおおよその風向きが分かれば、テントの入り口を煙から避けられる位置にすれば良いだけです。
ちなみに私は焚き火を囲んで座ると、煙が必ず自分の方へ来てしまうかわいそうな人間なのですが、皆さんは、このアプリでこっそり風向きをチェックして煙を避けてください↓
煙の少ない薪を使う
焚き火に使う薪には針葉樹と広葉樹があります。
針葉樹
- 煙の量が多い
- 柔らかくて、密度が低いので火持ちが悪い
- よくホームセンターなどで売られている
- お値段は低め
- スギ、ヒノキ、マツなどがある
広葉樹
- 煙の量が少ない
- 硬くて、密度が高いので火持ちが良い
- お値段は高め
- ナラ、カシ、クヌギ、ケヤキなどがある
予算が合えば、広葉樹を使ってもいいかなと思います。ただ値段が高いのが難点なんですよね・・
私は今のところホームセンターの薪で十分なので、針葉樹を使っています。
針葉樹でもここで紹介していることを実践すれば楽しくキャンプができます。
余裕があれば広葉樹も試してみるといいのではないでしょうか。
寝るときは着替える
地味な対策ですが、意外と効果的です。いざ寝るときに、シュラフが煙臭いことってありますよね。
臭いのついた服でそのまま寝てしまうと、テント内やシュラフに煙の臭いが移ってしまいます。
外で活動する時とテント内で過ごす時の服を分けると臭いも移りづらくなるので、地味ですが結構オススメです。
私は外ではアウターとしてマウンテンパーカーを着て、テント内ではそれを脱いで、その下に着ていたインナーダウンで過ごすようにしています。
臭いは着くものと割り切る
『そんなこと言ったら元も子もないよ』と言われそうですが、煙を悪者と捉えず、良いものとしてプラスに捉えるという提案です。
と言うのも、焚き火の煙には『木酢』と言う成分が含まれていて、嫌な虫が近寄らない効果や汗のニオイ、体臭、ペットのアンモニア臭を消してくれる働きがあるんです。
焚き火の煙に虫が嫌がる成分が入ってるなんて、うまくできているなと思いますよね。
見たことない虫が背中に付いてるなんて事も防いでくれるかもしれません。
このような利点を知っていると、キャンプをする上では多少の煙の臭いは0Kと思えるのではないでしょうか。
テントについた焚き火の煙の臭いを何とかしたい! 手軽な対策5選! まとめ
- テントについた煙の粒子や汚れをとって陰干しをする
- 風向きによってテントの入り口の向きを考える
- 煙の少ない薪を使ってみる
- 寝る時は着替える(テント外とテント内で服を変える)
- 煙の臭いと友達になる(煙にも利点があること知る)
これらの対策を実行すれば、テントが煙の臭いでくさいということは、かなり軽減されるはずです。煙の臭いと上手に付き合って快適なキャンプを楽しんでくださいね。
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