そんな悩みにお答えします。
最近よく見たり聞いたりするエアフレームテント。カンタンに言うと、空気を入れて膨らませるだけで、簡単に短時間でテントが設営できるというテントです。
良いことづくめのテントのようですが、実際のところはどうなんでしょうか。この記事ではエアフレームテントの特徴やメリット・デメリット、最後におすすめのエアフレームテントをご紹介します。
目次
エアフレームテントとは?
出典引用:Hilander
エアフレームテントとは、フレームに空気を入れて自立させるテントのことです。エアチューブにポンプで空気を送り込むシンプルな方法なので、カンタンに短時間でテントを設営できるためキャンプ初心者におすすめのテントになっています。
ポイント
従来のテントのようなフレームに金属ポールを使用しないので、面倒な組み立てが不要です。空気を入れたチューブがフレームになるため、とても簡単に短時間で自立し、最後にペグを打って完成するという手軽さが魅力のテントとなっています。
メモ
エアフレームテントを所有している友人と一緒にキャンプをしたときは、設営の速さに驚きました。20分位で設営完了していたので、手軽さと時間短縮を求める方にはおすすめです。
エアフレームテントのメリット・デメリット
出典引用:Hilander
空気を入れるだけで、簡単に短時間で設営が可能なエアフレームテントですが、良いところばかりではないはずです。長所があれば短所もあるもの。メリットとデメリットを見ていきます。
メリット
設営が簡単
ポンプで空気を入れるだけで自立するので、あとはペグ打ちをすれば完了します。「このフレームはどこ?」といったことがなく、金属フレームのテント設営が苦手な初心者におすすめです。また設営時間を短縮できるのが魅力です。
この投稿をInstagramで見る
高い居住性
フレームがエアチューブなので、構造がとてもシンプルです。そのため大きなテントになるほど、その恩恵が受けられます。天井が高く、広いスペースを確保できるテントが多いのも特徴です。
この投稿をInstagramで見る
人と被らない
まだあまり使っている人が少ないので周りと被らず、個性を出せるテントのひとつです。早めに使い込んで、エアフレームテントの使用感などを発信すれば、その情報を欲しているキャンパーにきっと喜んでもらえますよ。
この投稿をInstagramで見る
デメリット
撤収には慣れが必要
設営と同じように撤収も楽にできるイメージですが、はじめは意外と手こずります。作業としては空気を抜くだけですが、空気を抜ききることがポイントになり、しっかり抜いてあげないと収納袋に入らないという問題が出てきます。
この投稿をInstagramで見る
軽量とは言えない
金属製のフレームを使用していないので軽いと思ってしまいますが、総重量はあまり軽量になりません。普通のキャンプでは問題ないですが、登山などのアクティビティではデメリットになる可能性があります。
この投稿をInstagramで見る
エアフレームテントの気になる噂
空気のフレームと聞くと、イメージとしては頼りない感じがしますが、穴が空いたりといった耐久性はどうなのでしょうか。また炎に弱いという噂も聞くので気になるところです。
耐久性は?
耐久性はほとんど問題ないと言えます。エアフレームテントには、「TPU」という新素材が使われているものが多く、「軽く・柔らかく・強い」素材なので穴が空きにくくなっています。
ポイント
一箇所に穴が空いたとしても、テントが自立できる工夫がされているテントがほとんどです。エアチューブの劣化やエア漏れに関しては、SNSでも耐久性は問題ないという意見が多くみられます。
炎に弱い?
従来のテントと同じ考え方をすればOKです。炎に弱いという噂がありますが、難燃性の素材を使用しているものも多いです。しかし、火の粉がついても大丈夫ということではく、もし火がついても燃え広がりにくいという解釈が必要です。
ポイント
難燃性と言っても素材にダメージは生じるので、キャノピーの下での焚き火は控えた方がいいでしょう。
参考
※ちなみに「キャノピー」とはテントの入り口の上にある「ひさし」部分のことです。
こういうのよく見ますよね。
この投稿をInstagramで見る
耐久性が気になるエアフレームテントですが、空気の圧力が支柱の役割をしっかり果たし、実は高い耐久性と安定性があります。金属製のフレームのテントと同じように、問題なく使用できると考えても良いでしょう。
合わせて読みたい
エアフレームテントおすすめ5選
LOGOS グランベーシック エアマジック PANELトンネルドーム XL-BJ
ロゴスの5〜6人用のファミリーテントです。設営がたった約7分で完了し、少人数・短時間で設営できるので、他の作業に時間を使いたいキャンパーにはうってつけのテントになっています。
メモ
この大きさで、設営時間7分で完了できるなんて、テント設営に時間がかかる私としては夢のようなテントです。
HEIMPLANET The Cave ケイプ
ヘイムプラネットの3人用のエアフレームテントです。エアチューブが外側に設けられており、近未来的なデザインが特徴のテントです。このオールブラックは雑誌GO OUTとのコラボカラーになります。
メモ
この形のテントを見たことがある方も多いのではないでしょうか。私もエアフレームテントと言えばこのテントが頭に浮かびます。
Hilander エアートンネル ROOMY2
ナチュラムのオリジナルアウトドアブランドであるハイランダーのエアフレームテントです。4〜5人用でリビングが広く居住性が高いテントです。
メモ
私はルーミィ2を見たことがあり、インナーテントが2箇所に付けられるようになっていました。寝室を分けたり、着替え部屋を作ったり、さらに使い勝手がよくなっていましたよ。
Quechua ケシュア AIR SECONDS FAM 4.1
ケシュアはフランスのアウトドア・スポーツ用品チェーンストア「デカトロン」のオリジナルブランドです。リーズナブルな価格と扱いやすいクオリティの高い商品が魅力になっています。こちらは4人用のエアフレームテントです。
メモ
車などもそうですが、フランス製の商品はどこか雰囲気が違っていて、オシャレに感じてしまうのは私だけでしょうか。
テントファクトリー AIR CABIN
テントファクトリー×ナチュラムの共同企画のエアフレームテントです。4〜5人用で天井が高く開放的なリビングを持ち、インナーにはドアが2つあるので、出入りしやすい設計になっています。
メモ
見た目はエアフレームに見えないデザインで、前室にはサイドドアもありユーザーのことをよく考えられているテントです。
キャンプ初心者は要チェック!話題のエアフレームテントとは?:まとめ
- エアフレームテントとは?
- エアフレームテントのメリット・デメリット
- エアフレームテントの気になる噂
- エアフレームテントおすすめ5選
エアフレームテントは金属フレームの代わりにエアチューブを支柱に使用したテントです。設置がカンタン・短時間で完了するため、初心者はもちろん、他のことにゆっくり時間を使いたいキャンパーにもすごくおすすめです。メリット・デメリットを考慮し、ご自身のキャンプ事情に合わせて、購入を検討してみるのもいいですね。
合わせて読みたい