コールマンはアウトドア用品のメーカーですが、キャンプでテントを見る機会が多いですよね。
テントにも、ソロテント・2ルーム・ドームテント・ワンポールなど種類は豊富です。
コールマンの歴史というと、120年ほど前のアメリカでガソリン式ランプのリース会社として誕生しました。
日本には1976年に上陸していて、今では「アウトドアといえばコールマン」というほどの知名度のメーカーにまで成長したのです。
そんなコールマンですが、ここでは人気の2ルームテントをサイズで比較したり特徴をお伝えしていきます。
コールマンは初心者向けなの?
【出典引用:Coleman】
コールマンは「初心者向けだ」とよく言われてしまいますが、はたしてそうでしょうか?
初心者向け?’’初心者に優しいブランド’’というのが正しいといえます。
ポイント
コールマンはテントだけではなく、アウトドア用品を様々な形で提供しています。なのでセットで購入できる商品が多く、買い忘れを防いでくれるメーカーと言えるでしょう。
商品種類が豊富で、山や丘、その他でも自分のアウトドアスタイルに合わせてチョイスできます。テントも1人でも組み立てがしやすく、比較的リーズナブルなものが多いです。
手の出しやすい良心的な価格であったり、山というよりは「アウトドア」という印象が感じられるからこそ、そのように言われるのでしょう。
私はコールマンを手にすることが多いです。ノルディスクの高級さやMSRの山に特化しているという機能は私のスタイルにはもったいない。(ちょっと合わないという感じ)
雪山などヘビーなところには行かないので、ピクニックの延長みたいな私のスタイルには合わないと感じてしまうのでしょう。
そういったこともあって、私の場合は「見た目」と「価格」が合うコールマンになるようです。
メーカー専門店ではなく、取り扱いのショップに行った時には、同じ店舗で複数のメーカーと比較できる点がいいですよね。
コールマン2ルームテントのサイズについて比べてみた
【出典引用:coleman】
ここでは2ルームテントの比較ができるように、面積・高さ・重さ・大きさなど数字で比べていきます。
タフスクリーン2ルームハウスMDX
【出典引用:coleman】
●インナーサイズ:約300 x 250 x 175(h)cm 床面75000㎠
●本体サイズ:約560 x 340 x 215(h)cm ●収納サイズ:約φ32 x 74cm
●重量:約17kg 大きいけど軽量 ●耐水圧:約2,000mm(フロア:約2,000mm)
●定員:4~5人用
●材質:フライ/75Dポリエステルタフタ、インナー/68Dポリエステルタフタ、フロア/210Dポリエステルオックスフォード、ポール/アルミ合金/スチール
評価の高いMDX。以前のものに比べて寝室のフレームがクロスされたことで強度が増しているんですよ。少しずつ改善されているのが分かりますね。
この投稿をInstagramで見る
こうやって見るとやっぱり広いですよね。リビングも広いしメッシュがおきいので風通しもバツグンですね。
寝室が見えにくいところがやっぱりいい。着替えの時には必須だなと感じますね。
タフスクリーン2ルームハウス/MDX+
【出典引用:coleman】
●耐水圧:フライ/約3,000mm(寝室)、約2,000mm(リビング) フロア/約2,000mm ルーフ/約3,000mm
●インナーサイズ:約300×250×175(h)cm 床面75000㎠
●本体サイズ:約560×340×215(h)cm ●収納時サイズ:約φ34×74cm
●定員:4~5人用 ●重量:約19.5kg
この投稿をInstagramで見る
「MDX+」ってサイズでいえばMDXとほぼ一緒です。ですがダークルームテクノロジーが採用されているので夏は涼しく過ごせる仕様です。
フライシートも遮光や断熱がかなりできるので、真夏での室内体感温度は全然違いました。ひんやり感がありますよ。
タフスクリーン2ルームハウス/LDX+
【出典引用:coleman】
●耐水圧:フライ/約3,000mm(寝室)、約2,000mm(リビング) フロア/約2,000mm ルーフ/約3,000mm
●インナーサイズ:約300×250×185(h)cm 床面75000㎠
●本体サイズ:約610×365×220(h)cm ●収納時サイズ:約φ36×75cm
●定員:4~5人用 ●重量:約20kg
この投稿をInstagramで見る
「LDX+」はMDX+を少し大きくした感じかな?と私は感じました。インナーでいえば同じような大きさですが、高さが185㎠あるので一段と広く感じますよ。
ダークルーム仕様なのでMDX+同様に過ごしやすいです。
タフスクリーン2ルームハウス
【出典引用:coleman】
●耐水圧:約2,000mm(フロア:約2,000mm) ●定員:4~5人用
●インナーサイズ:約320×230×170(h)cm 床面73600㎠
●収納時サイズ:約φ30×74cm ●重量:約16kg
この投稿をInstagramで見る
タフスクリーン2ルームハウスは「Theテント!」っていう感じがいいですね。かなり広いというわけではありませんが、タープなどを使えばかなり広く使えます。
もともと2ルームだから広いんですけどね。
タフオープン2ルームハウス
【出典引用:coleman】
●耐水圧:約2,000mm(フライ/フロア) ●定員:約4~5人用
●インナーサイズ:約300×250×175(h)cm 床面75000㎠
●本体サイズ:約685×420×180 (h)cm(キャノピータープの張り方によって長さは異なります。キャンプサイトのサイズや形に合わせて、キャノピータープを巻き上げたりサイドポールを外すなど自由にアレンジが可能です)
●収納時サイズ:約φ35×73cm ●重量:約14kg
この投稿をInstagramで見る
こうやって写真で見ると「コンパクト?」って見えますが、そうではないんですよ。インナーのサイズも標準の広さがあるし全体的には大きめ。ですが、今回紹介した中で一番の最軽量です。
4Sワイド2ルームコクーンⅢ
【出典引用:coleman】
●耐水圧:フライ/約3,000mm、フロア/約10,000mm、ルーフ/約3,000mm
●インナーサイズ:約360×240×195(h)cm 床面86400㎠
●本体サイズ:約670×400×220(h)cm ●収納時サイズ:約φ40×85cm
●定員:5~6人用 ●重量:約34kg
この投稿をInstagramで見る
「最強」というくらい大きいですね。寝室を2か所作れる仕様になっているんです。私も爺ちゃんと行くのに借りていこうかな?部屋を分けられて役立ちそう。
4Sワイド2ルームカーブ
【出典引用:coleman】
●耐水圧:フライ/約3,000mm、フロア/約10,000mm、ルーフ/約3,000mm
●定員:4~5人用
●インナーサイズ:約300×225×185(h)cm 床面67500㎠
●本体サイズ:約580×350×200(h)cm ●重量:約24kg
この投稿をInstagramで見る
かなり人気のあるサイズ。コクーンⅢをちょっと小さくした感じです。「あそこまで大きくなくていいんだけど」っていうときにいいですね。
4Sワイド2ルームエアリウム
【出典引用:coleman】
●耐水圧:フライ/約3,000mm、フロア/約10,000mm
●定員:4~5人用
●インナーサイズ:約300×250×175(h)cm 床面75000㎠
●本体サイズ:約700×420×220(h)cm(キャノピータープの張り方によって長さは異なります。キャンプサイトのサイズや形に合わせて、キャノピータープを巻き上げたりサイドポールを外すなど自由にアレンジが可能です)
●収納時サイズ:約φ32×75cm ●重量:約18.5kg
インスタなどで投稿がなかったのでyoutubeを貼り付けておきます。
インナーのサイズは標準なのですが、キャノピータープの張り方次第で、本体はコクーンⅢより大きいと思っていただいていいようです。
コクーンⅢが最強かと思っていましたが、使い方によってはサイズって変わるもんですね。
サイズでいうと大きいのは4Sワイド2ルームコクーンⅢ
【出典引用:coleman】
インナーサイズで360×240=86400㎠の超大型。高さも195㎠と背が高い。その分、重量も34㎏とかなりのもの。
口コミ
コクーンⅢ大好きという口コミが多い。
・広さを求めるのであればこれでしょう。
・広すぎというコメントもある。
・価格もビッグです。
・サイトによっては大きすぎてサイズオーバーになる場合もあるので気を付けて。
【出典引用:Yahoo!知恵袋】
1人で組み立てるという強者もいますが、数人でやるべきでしょう。
サイズで言うコンパクトなのは4Sワイド2ルームカーブ
【出典引用:coleman】
●インナーサイズで300×225=床面67500㎠ 高さ185cmでたいていの人は立って移動できる。
●重量は約24kgとそれなりにある。4~5人用。
口コミ
・家族4人でピッタリサイズ。
・天窓がついてるのが星空が見えて最高。
・日本の気候に合わせてあるから冬も結露しにくい。
・通気しやすい作りになっている。
【出典引用:Yahoo!知恵袋】
私個人的には広くて好きです。子供が小さいときには荷物も多いからこれくらいあったらいいなと思うし、使い勝手は幅が広がりますね。
ちなみにどちらもマスターシリーズでした。ちょうどいい広さで考えられているんですね。
そして、4Sとは「4シーズン」ということなんだそうです。4シーズン想定して作られているんです。
広さだけじゃないおすすめテントと虫対策
上ではコールマン2ルームテントのサイズで比較してお伝えしましたが、比べるのは本当にそれでいいのでしょうか。それなら複数の商品を販売する必要はありませんよね。
よく見てみると、インナー床面積が300×250=75000㎠のものが多いんです。このサイズのテントが使いやすいという表れでしょう。
そして、今回紹介したものとは別におすすめしたいものが出てきました。
120thアニバーサリー テント&タープセット レッド
【出典引用:coleman】
コールマンの120周年を記念して作られたんです。カッコよくないですか?(ごめんなさい。2ルームではありません。)
私こういうのに弱いんです。まずは見た目。コールマンレッド。カッコいいですね。いかにもアメリカ的な印象がまたいいです。
かなりの人気で手に入りにくいんだそうです。「他と差をつけたい」という方はぜひチャレンジしてみてください。
虫対策
全シーズンでキャンプに行かれる大ベテランさんも多いですが、たいていは夏場に行く方が多いと思います。特にファミリーとなると夏場が多いんじゃないでしょうか。
そこで厄介なのが虫。
虫嫌い・虫刺され、イライラする・かゆいなどいろいろありますね。「お母さん虫嫌い」「子ども虫怖い」。蚊・アブ・コバエ・ハエ・ハチ・カナブン・アリなど出てきます。
時にはカブトムシも来る時がありますが、そんな時にはラッキーという感じです。
タープ下やリビングなどで過ごしていれば、遮るものがないので虫も来やすくなるのは当然ですね。
ここで役立つのが、2ルームでメッシュにできるタイプであれば虫に怯える必要もない。(虫避難所として使える)
そして何より、夜に「プ~ン」って耳元に来なくて済む。これはいい。絶対いい。
そして、みなさんが大体やっている虫対策が、
虫対策
・帽子・長袖・長ズボン・靴下・首タオルで肌を露出しない。
・紫外線虫取り器・虫よけスプレー・ リングタイプの虫よけ。
・やっぱり今も昔も蚊取り線香。これがいい。(何個か置く)
忘れずに準備していってくださいね。
コールマンのテントは2ルームが人気?120年進化しているサイズ【まとめ】
今回はコールマンの概要についてと、2ルームテントのサイズ比較をしてみました。
コールマンで手の出しやすい価格帯ということもあり、コストパフォーマンス的にはとても良い評価を得ていることが分かりました。
「広いほうがいい」「軽いほうがいい」など個人で好みが違うために何が一番良いかとは言えません。
2ルームで一つの目安となるのが、インナーの広さが300×250=75000㎠という広さが一番ニーズがあるということでした。
2ルームテントをいつどこで使うか?夏だけ?4シーズン?誰と使うのか?デイキャンプ?泊り?いろいろシチュエーションがあります。
こういった方向性は考えていたほうが良いです。
今は全国に取扱店があるのでショップに行って見て触れて、テントに入ってみたりしてみて気にいるのを見つけてみましょう。