スームルームって気になってるけど、店舗にもあまり置いてないので実際にどんなものかって分かりにくくありませんか?
私もキャンプに行くとLOGOSなどのロゴを見ることが多いですよね。
それに交じってスームルームのロゴもも見かけるようになりました。
聞いてみたら、テントだけ試しに買ってみたとか、タープだけ買ってみたというように、お試しで購入される方も多いようです。
ここでは、近頃よく目にするスームルームとはなにか、販売しているテントがどのようなものなのか、スームルームの特徴や他のブランドとの違いをお伝えしていきます。
提案
人気ブランドまでは手が出せない、できるだけ費用は抑えたいという方は是非スームルームのテントを検討してみてはいかがでしょうか。
目次
スームルームの特徴
出典引用:soomloom
まずは特徴がわからないと比べようがありませんよね。ここでは、スームルームの独特な特徴をお伝えします。
特徴①:価格
私も初めて見たときに、価格が安い! すごく安い!と驚きました。
これがスームルームの最大の特徴です。
人気のブランドでは一張りのテントが45,000円程度しますが、スームルームでは、それに似ている商品が30,000円を下回る価格で購入できちゃいます。
この低価格でユーザーを魅了している近頃人気のブランドです。
また、スームルームのテントは、2人用であっても、なんと10,000円以下のものもあるのでお財布事情にも優しいといえますね。
特徴②:似ている
どこかのブランドだけに似ているのではなく、各ブランドの人気商品に似ているものが販売されているんです。
中国製っていうと他社との類似商品が多い印象ですが、スームルーム商品を見ても同じことが言えます。
私も「あれ、似てない?」とピンときました。
私はベテランキャンパーではなく冬山には登らないので、テントにはある程度の機能があれば満足しています。
なぜなら、
「人気ブランド品には手が出せない」
「やっぱり価格は安いほうがいい」
「でも質もある程度は欲しい」
ということをカバーしているのが、このスームルームだと私は感じています。
特徴③:使用感
実際に組み立ててみましたが、特に手こずることもなく簡単です。組み立ては難しくないほうがいいですよね。
使ってみて、しとしと雨が続いても染みてくることはありませんでしたが、縫い目のところから漏れてきました。
びしょびしょではありませんでしたが、下のものが少し濡れました。この点は値段のクオリティかなと思ってます。
私は、ほとんど晴れの日しか出かけないので、特に雨で心配することはありません。
私は総合的にお値段以上に使い心地が良かったです。
スームルームテントの種類
人気が出てきたスームルームのテントですが、どんな商品があるんでしょうか?
スームルームから販売されているテントの特徴についてご紹介していきます。
軍幕
出典引用:Amazon
価格に対してのクオリティーが高いです。そして、なんといっても見た目がカッコいい!。色もいいで人気があり品薄になるほどです。
素材が影響しているようで少し重量はありますが、若干なので気にならない程です。
組み立ては難しい作業はありませんでしたし、1人で15分くらいで張れました。
裾のほうにはスカートがついているので浮いた感じがしないので見た目もいいですね。
高さが110㎝なのでテントの中では座って過ごします。撥水性は良いですので大雨でなければ特に心配いりません。
広域2
出典引用:Amazon
調理ができるほどの前室があるので、雨風の日でも助かったと友人が言っていました。
水もよく弾くし、軽量で運びやすく組み立ても簡単。15分あれば組み立て完了です。。
冬場は寒さ対策が必要かもしれませんが、しっかりとしたつくりなので荒天でも大きな心配はいりません。
価格が抑えられているところもうれしかったと言っていました。
青空2
出典引用:Amazon
テントは窮屈になりやすいので広めの方がいいですよね。これはちょっと大きめなのでゆったり感があります。
下に置くと場所をとってしまうのも避けたいところですが、ハンモック収納があるので軽いものなら下げていられて便利でした。
雨でも耐水や撥水には大きな心配はありません。
風の吹きこみがあるので冬場以外での使用がいいかもしれないと思ったのが正直な感想です。
景山
出典引用:Amazon
持ち運びはコンパクトで軽い方がいいですよね。景山はコンパクトで、しかも軽いんです。
独特なデザインでインパクトが大きいですね。隣の方が使っていましたが、シンプルな作りで組み立てやすいと言っていました。
そして、低山での使用には問題はないので多くの方に利用していただけるそうです。
耐水や撥水に問題はありませんが、厳しい環境では風が気になるかもしれません。
金額に対して質は良かったとその方は言われていました。
少々小さめなですのでソロキャンプ向きかもしれません。くっついていられる場合には2人で使うのも大丈夫そうです。
HAPI 2P
出典引用:Amazon
他にはあまりない形はどうでしょうか。5角形のちょっと独特な形ですが、それがまたいいですね。
こう見えて1ポールテントで、1人でも組み立てやすいです。
他のブランドの類似品ですが価格がとにかく安い。しかも強度もあるので申し分なしです。
設営ガイドに沿って組み立てられるので「あれ?うまくいかないな?」ということがかなり少ないです。
表にしてみると比較しやすかった
それぞれのテントだけを並べても比べるのって難しいですよね。
表にしてみると比較しやすかったので、違いを見比べてみましょう。
ブランドによってコンセプトが違ったり、人により基準が違うので、数字などで表しやすいもので比べてみました。
TC軍幕 | 広域2 | 青空2 | 影山 | HAPI2P | |
人数 | 約1人 | 2人 | 2人 | 2人 | 2人 |
素材 | TC(ポリ65%・コットン35%) | 210Tポリエステル | 210Tポリエステル | 210Tポリエステル | TC(ポリ65%・コットン35%) |
重量 | 約5.2kg | 約 3.6kg | 約2.8kg | 約1.7kg | 約8.5kg |
サイズ | 360×190×110 | 330x165x122 | 255x210x105 | 275x150x115 | 385×362×180 |
収納サイズ | Φ19×42 | Φ16x46 | Φ15×42 | Φ12x40 | 61×21.5×21.5 |
耐水圧 | 350mm | 3000mm | 3000mm | 3000mm | 350mm |
価格 | 約25,000円 | 約12,970円 | 約10,970円 | 約9,970円 | 約19,700円 |
同様の2人用テントの中で「軽量でコンパクト」「耐水性」「低価格」を実現しているのが
景山
でした。
持ち運びしやすい超軽量の約1.7kg
決して狭くない広さを兼ね備えた275x150x115(高)cmΦ12x40cm
耐水性は安心の3000mm
スームルームの中でも低価格の約9,970円
他のテントより秀でている部分があると言えるようです。
それぞれのニーズ
景山がすべての人のニーズに応えているか?
といわれればどうでしょうか。そうではないかも知れませんね。
人がものを欲するときに何に重点を置くか。人それぞれに違うと思います。
一流のブランドじゃないといけないという人、値段が安いことが第一という人、色で選ぶ人、形で選ぶ人いろいろだと思います。
ちなみに私がテントを選ぶならHAPI2Pです。超軽量でもなければ、値段もそこそこして、超撥水とわけでもありません。
選んだ理由は、見た目がカッコいいからです。私は見た目にこだわりたいようです。
皆さんはどうですか?
実際に手に取ってみて使ってみて、自分が気に入るものを見つけていくことが大切かもしれないですね。
スームルーム をほかのブランドとの比較してみた
今まではスームルームの特徴をお伝えしましたが、ここからは他のブランドについて、スームルームの違いもあわせてご紹介いたします。
コールマン
初心者に優しいブランド。セットで購入できる商品が多く、買い忘れを防いでくれます。
種類が豊富で、山や丘、その他でも自分のアウトドアスタイルに合わせてられる。
1人でも組み立てがしやすく、比較的リーズナブルなものが多いです。
スームルームとの違い 社会的な知名度や製品の質が更に良い。ネームバリューも兼ね備えています。
ノルディスク
デザインはシンプルでらりながら高級感のあるブランドです。価格も上級者用ですね。
北欧発祥でのブランドです。しっかりと丈夫なつくりになっています。
北欧はかなり冷え込む地域なので、テント内で暖をとることを想定しています。
天井の通気口から煙が出ていくようになっているところも工夫ですね。
注意
※テント内で火器を扱う場合は、安全に考慮しながら換気は定期的に行ってください。
スームルームとの違い 上級者専用と言われるほど、スームルームとは対照的にかなりの高額商品です。長年の歴史から高級感が強いです。
MSR
登山向けに特化したテントを提供してくれています。
登山者用なので、超軽量で超コンパクトにこだわっています。山登りは少しでも軽いほうがいいですもんね。
冬山にも対応しており、荷物を探しやすいように内部は明るい色になっています。
スームルームとの違い 登山者向けに持ち運びなどを重視しているため、かなり軽量に仕上がっています。また、見た目だけではなく冬山での活動に特化しています。
ケシュア
ケシュアはポップアップテントが有名です。
ポップアップテントとは、取り出して広げるだけで、簡単に広がってテントになる優れものです。
女性でも簡単に広げることができるのでキャンプ以外の用途でも使いやすい。
フランス製なのでおしゃれな感じになっていますし、色使いやデザインが独特です。
スームルームとの違い
デザインなどが優先されており、おしゃれに統一されています。その分、価格にも反映されています。
ロゴス
初心者でも手が出しやすい価格帯に設定されているものの、品質も特段に悪いというものではありません。
単一色でもなく、ファミリー向けにチェックなど独特な柄が描かれていたりします。
スームルームとの違い
比較的に庶民的な価格で販売されています。多くの店舗があるので親しみやすいと思います。
スノーピーク
スノーピークの強みは夢があることでしょう。
テントなどのメインギアだけでなく、食器など小物まで数多くのものを取り揃えていること。統一して揃えられるとワクワクしますね。
テーブルやコンロ、テント同士をくっつけるなど、連結することにも特化しているんです。他にはない発想です。
スームルームとの違い
テントだけでなく1ブランドで全て揃うほどの多くの商品を開発しています。
独特な感性があり他ではまねできないと思います。
モンベル
日本の山岳気候に特化して作られているので、初心者の登山者が最初に購入することが多いです。
設営に手間がかからず、しかも丈夫。初心者価格で求めやすくなっているところが魅力ですね。
スームルームとの違い
日本発祥のブランド。特に山岳での利用に特化しているものが多いです。
店舗にはファッション性の高いものも取り揃えています。
どこがお気に入り?
ここまでいろいろなブランドを紹介しました。
世界のブランドも独自のコンセプトを持って活動しているんですね。
初心者でも楽しめることが一番だったり、価格重視、デザインや機能が最優先だったり、独自のネームバリューだったり。
それぞれのブランドの考え方に触れることができたんじゃないでしょうか。
いくつものブランドに触れてみて、お気に入りを探すというのもいいかもしれないですね。
スームルームを比較。テントの特徴と他ブランドとの違いを紹介!:まとめ
今回はスームルームについて掘り下げてみたり、他のブランドと比較してみました。
スームルームのテントは、価格がかなり抑えられており、求めやすいものになっています。
デザインや機能についても他のブランドを大きく下回ることはなく、普段使いでは大きな問題がないこともご理解いただけたと思います。
人気ブランドまでは手が出せない、できるだけ費用は抑えたいという方は是非スームルームのテントをご利用してみてはいかがでしょうか?
なにより、自分の気に入るものを見つけていくというのが、良いモノ探しになるのではないかと思います。