初めてテントでキャンプをしましたが、疑問が残っています。
みなさんは寝る時、テントの出入り口を閉めているのか、開けたままにしているのか、気になっています。
いつもどうされていますか?
そんな疑問にお答えします。
わたしも初めてのキャンプの時は、開放的な空間に癒されながらも、「外」で寝ることにやっぱりちょっと不安を感じていました。
その頃は、しっかりと閉めて寝ていましたが、キャンプにも慣れてきた頃、開放感を存分に味わう為にたまに出入り口は開けっ放しで寝ていました。
ただ、一度ソロキャンプをした時、昼間に少し話しただけのキャンパーが、夜にわたしのテント近くをウロウロしているのを見てからは、毎回しっかりと閉めて寝ています。
楽しいキャンプだからこそ、防犯対策はしっかりとすることが大切です。
他のキャンパーの意見も参考にしながら、安全で快適なキャンプをしましょう。
目次
夜はテントを「閉める?」「開けておく?」他のキャンパーにも聞いてみました
わたしは、上でもお話したように今は「閉める」派。
でも、他の人たちはどうしているのか、まずキャンパー数人に聞いてみました。
真夏のみネットで就寝します。
安全面が心配なので、フライシートとの兼ね合わせでテント内が丸見えにならないようには必ず工夫します。
それ以外の時期は夜間にはネットを使いません。
貴重品は車内の鍵のかかるグローブボックスに入れてから、車をロックします。
特に手提げカバンなどは、車外から見えない場所に置きます。
30代女性
寒いか暖かいか、暑いか涼しいか、雨の飛沫が飛んで来るのか来ないのか、風が吹き込んできて快適か不快か、湿度が高いか低いか、霧が流れ込んで来るか来ないか。
また、深夜まで灯火を絶やさないような隣人が入り口前にいるかいないか。
他のキャンパーの通行多いか少ないかなど、そんなことを考えて決めています。
30代男性
我が家はフルクローズです。
山の天気は変わりやすいので、霧や急な横風を伴った雨とか何が有るか解りません。
防犯面でも閉めた方が良いと思います。
40代女性
我が家では妻からプライバシーは保ちたい、特に夜は、簡単に覗けるような状態にはしたくないと言われ、フルクローズで寝ています。
真夏でもかなり暑い平地キャンプはしないので閉めときます。
20代男性
キャンパーの意見 まとめ
快適性
どちらかが正解というわけではく、どちらか快適な方をその時々で選択しながら、天気の変化に備えて夜は閉めておくという意見が多いですね。
防犯、安全面
プライバシーを守るため、防犯の観点からは、夜寝るときは必ず閉めるという意見が大半でした。
ポイント
安全にキャンプをするために、防犯に関しては一人ひとりがしっかりと意識していかなければなりません
では、就寝時の防犯対策をみていきましょう。
夜は必ず防犯対策を
残念ながらキャンプ場でも盗難や、怖い思いをするようなことがあります。
そして、昼はテントの近くに誰かいることが多いですが、夜は盗難等の件数が多いのも現実です。
わたし自身、幸い怖い思いはしたことはありませんが、あるキャンパーの体験でこんなことがあります。
暑かったので出入り口をメッシュのままにして寝ていると、寝ている姿を写真に撮られていた。それをSNS上で見つけた。
という話を聞いたことがあります。
自然の中のキャンプで開放的になるのはわかります。
ただ、女性のソロキャンプも人気の今、夜は特に防犯対策を徹底することが重要です。
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寝る時は必ずテントの出入り口を閉める
昼間は暑いし、誰かがテントの近くにいるときは開けたままにしていても大丈夫ですが、就寝時は必ず閉めるようにしましょう。
余談ですが、わたし自身、ツールームテントを使っているので、前室部分があるため夏場はよく開けたまま寝ていました。
キャンプの経験があがっても、気を抜いてはいけない。と友人から言われ、それからは、必ず閉めるようにしています。
テントに鍵をかける
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テントに鍵をかける目的は「簡単にギアを盗みにくくする」ためです。
注意ポイント
本当に悪意があってテントやギアを盗む人は、テントを破ったり、ペグを抜いたりしてまで盗もうとします。
残念ながら、これらの対策をすることは不可能です。
でも「鍵をかける」という対策は、盗まれにくくするために行う対策で、かなり効果的な防犯対策になり得ます。
そういうことです。
わたしは、夜トイレに行ったりテントから離れるときは、テントのジッパーが開かないように南京錠をかけています。
100均でも手に入るようなダイヤルロック式のものを使っています。
テントから離れるときは中に人がいることをアピールする
テントの中に誰もいないことがわかると、泥棒にとっては好都合です。
ポイント
そのためテントから離れるときは、中にまだ人がいるように、アピールをしておきます。
わたしはこんなことをしています。
- 靴を置いておく
- 音楽をかける
- ランタンをつける
靴を置いておく
余分に一個靴を置いておくのも有効な対策になります。
靴の存在により、中にまだ人がいると思わせることができます。
わたしは、ソロキャンプをするときは、ちょっとテントから離れる時用に簡単なサンダルを余分に持っていっています。
実用性もあり、効果的です。あえて男性向けの色を選んでいます。
音楽、ラジオをかける
テントの中から音が聞こえてくるだけで、中に人がいるのでは、と感じるものです。
注意
不用意に大音量で音楽を流すのは、周りのキャンパーの迷惑になってしまいます。
音量には気をつけ、テントに近づいたらわかるくらいのの音量にしましょう。
わたしはいつも、ゆったりとしたジャズや、ラジオをかけています。
ランタンをつける
テントを離れる時に、ランタンをつけておくのも効果があります。
人がいることを知らせやすい方法です。
睡眠時はギアを片付ける
寝ている時は他の人から見えないようにしまっておく方が賢明です。
注意
外に出しっぱなしのギアがなくなってしまっても誰も責任はとってくれません。
わたしが聞いた話だと、夜、外に出しておいたスノーピークやヘリノックスの高級ギアが朝起きてみると綺麗に盗まれてしまっていた。
という事例も残念ながらあります。高級なギアは軽量なものも多いので、取られてしまいやすいのです。
なので、それらをテントの中に入れておくだけで、朝起きて悲しい思いをしなくて済みます。
ポイント
このような盗難を防ぐためにも、就寝時は高級で軽いギアは特にテント内に片付けることが大切です。
隣に人がいるところにテントを設営する、挨拶をしておく
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特にソロキャンプのときの強い味方は周りのキャンパーさんです。
周りに人がいるほうが何かあったときも安心ですし、防犯の面でもメリットになります。
設営したときに、隣のキャンパーに一言挨拶をしておくのも効果的です。
わたしは、隣のキャンパーに、自分が隣でキャンプしていることを認識してもらうためにも挨拶は必ずするようにしています。
そうすることで、自分以外の人がテントまわりにいたりすると不審に思ってもらえます。
防犯アイテム
数ある防犯グッズの中から、気軽に取り入れられるものをご紹介します。
防犯ブザー
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ペグに防犯ブザーを取り付けて設置しておけば、大切なギアを守ることができます。
外で使用することが多いので、雨や地面からの水に強い、防水加工のものをおすすめします。
人感センサーライト
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人が近づくとセンサーが反応して光るので、防犯にもぴったりです。
ラジオ
防犯用としては、夜にトイレに行く際など、テントの中でラジオをかけたままにしてテントを離れます。
ポイント
災害時にも活躍するので、ひとつ持っておくのがおすすめです。
【無防備、注意!】寝るとき、あなたのテントは閉まっていますか?まとめ
- 夜はテントを「閉める?」「開けておく?」他のキャンパーにも聞いてみました
- 夜は必ず防犯対策を
- 防犯アイテム
就寝時、テントの出入り口を閉めることの大切さを感じていただけましたか。
キャンプは、家とは違う自然の中で、いつもより開放的になれるとき。
そんなキャンプを心から楽しむために、まずは自分の身は自分で守る意識はしっかりともちましょう。