初心者キャンパーの私が調べた 自転車にも載る一人用テント(ソロテント) の選び方を紹介します。
バイクや自転車で遠出することをツーリングといいます。
さらにツーリングから、そのままキャンプすることをキャンプツーリングと呼びます。
私はシティサイクルとロードバイクを所有しています。
しかし車を所有していないです。
キャンプに行くなら 車を借りる か 自転車で行くか の選択肢があります。
「車を借りると費用がかかるし、自転車でもキャンプに行けたらいいな」と思い、調べることにしました。
調べる前の私が持っていた自転車キャンプツーリングのイメージは
「キャンプは荷物が多いのに、自転車に載る分だけしか持っていけない」
「重い荷物は持っていきたくないから、軽ければ軽いだけ楽なんだろうな」
と怠け者のようなことを思っていました。
しかし調べた結果、自転車にも載る、軽くて快適なテントがあることがわかりました。
今回お伝えする内容は、自転車でキャンプツーリングを始めたい、初心者キャンパーに役立つ記事です。
このページでわかること
- 自転車キャンプツーリングを始める心構え
- 自転車にも載る一人用テントは(ソロテント)「適度に軽量」を選ぶ
目次
自転車キャンプツーリングを始める心構え
自転車キャンプツーリング用のテントを選ぶ前に、重要な3つポイントを確認します。
ポイント
- キャンプ地の特徴を知っておきましょう
- 出発から帰宅までの道のりをイメージしておこう
- 軽くて品質がいい装備は、値段が高いという法則
キャンプ地の特徴を知っておきましょう
まず目的のキャンプ地を決めます。
「キャンプ地の気候」や「キャンプ地の種類」でテントに必要なスペックが変わります。
キャンプ地の気候の情報は必ず事前に調べておきましょう。
参考
- 雨が多い
- 山奥や海が近く風が強い
- 寒くて雪が降る
- 暑くて日差しが強い
次にキャンプ地の種類には大きく「区画サイト」「フリーサイト」があります。
ここが違い
- 区画サイト:スペースが区切られていて、決まった場所にテントを張る。
- フリーサイト:決まった場所がなく自由にテントを張る。
区画サイトはスペースが限られているため、テントの大きさを確認します。
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フリーサイトは自由な場所にテントを張っています。
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キャンプ地の情報は、必ず事前に調べてましょう。
出発から帰宅までの道のりをイメージしておこう
きっとまたキャンプに行こうとは思いませんね。
事前に「荷物の重量」「自転車のスペック」を確認しましょう。
荷物の重量を意識しよう
自転車の動力は、脚力です。
荷物が重いと漕ぐペダルが重くなり、とても体力を消耗します。
しかし「荷物が軽ければ軽いほどいい」という考え方はとても危険です。
必要な装備は荷物になっても、必ず持っていきます。
荷物の重量は 軽量化 と 必要な装備 の2つの要素が大事と覚えてください。
自転車のスペックを考えよう
初心者はクロスバイクやマウンテンバイクでキャンプツーリングに行くと快適です。
シティサイクル(ママチャリ)の中には電動タイプもありますが、バッテリー残量がなくなったときに、ツラい思いをします。
ロードバイクは、物凄いスピードが出るため、上級者向けです。
「シティサイクルで行こうと思ってるけど、ちょっと体力に自信がないな」という人は、参考にしてください。
クロスバイクは、スピードと安定性どちらも兼ね備えた自転車です。
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マウンテンバイクはオフロードでも走れるように、ガッチリした太いタイヤです。
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ロードバイクを、安定して乗るには練習が必要です。
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軽くて品質がいい装備は、値段が高いという法則
予算がどの程度出せるかもポイントです。
全て軽くて品質のいいものでそろえる必要はないです。
しかし荷物の重量が重要と説明しましたが、「軽量化」と「必要な装備」のバランスがとても重要になります。
もし必要な準備ができないようであれば、自転車以外の移動手段を使ったキャンプを検討することも、一つの手段です。
自転車で使用する一人用テント(ソロテント)の選び方
キャンプツーリングの心構えができたら、早速テントを選んでいきましょう。
ポイント
- 重量は3kg以下がおすすめ
- 設営が20分以内で簡単なこと
- 前室が広いと荷物を置けて便利
重量は3kg以下がおすすめ
初心者は実際に店頭に行って、確かめてから購入するといいです。
特に力に自信がない方は、店頭で手に持って重さを確かめてください。
しかしあまり軽すぎると今度は空間が狭い場合があるため、想像したキャンプと違う結果となるため注意が必要です。
1kg以下の超軽量テントはキャンプツーリングに慣れてきて、問題ないと思ったら購入しましょう。
設営が20分以内で簡単なこと
老舗メーカーのソロテントを選んでおけば、まず設営の心配はないです。
特に初心者は一人で設営が上手くできるか心配しますよね。
一人でファミリー用の大きいテントを張ることは、とても大変です。
しかしソロテントは一人で設営することを想定しているため、設営がとても簡単です。
もし気に入ったテントがあったら、設営を解説している動画を参考にしましょう。
前室が広いと荷物を置けて便利
前室とは、入口にある風除けや雨除けの部分です。
「テントの中に靴を置くのは汚れるから嫌だな」
「テントの外に靴や荷物を置くと、雨で濡れるかもしれないし、風で飛ばされるかもしれない」
前室があれば靴や荷物を置けるため、靴や荷物が雨で濡れる心配や、風邪で飛ばされる心配がありません。
テントによって前室の大きさが異なるので、確認しましょう。
おすすめ軽量テントを2つご紹介
私が店舗に行って、テントを確認しました。
店員さんからお話を伺った中から、初心者におすすめのテントを紹介します。
スノーピーク(snow peak) ミニッツドーム Pro.air 1 (SSD-712)
しっかりしたものが欲しい人におすすめは、ミニッツドーム Pro.air 1です。
店頭でとても驚きました。
「がっしりしている」「しっかりしてる」「軽い」「広い」「ミニッツドーム欲しい」
まずテントの生地(シート)を確認すると、すごくしっかり作られているのがわかりました。
前室が広いため、荷物を置くには十分なスペースです。
また設営もすごく楽で、誰でも15分あればできます。
1~2人用を想定しているため、ひとりではとても快適です。
収納時のテントを持ってみましたが、持った感覚が相当軽いです。
軽い、設営がしやすい、居心地抜群の3つが揃っています。
どれも妥協したくない人にぴったりです。
店員さんに確認しましたが、「snow peakというメーカー自体が安全や耐久性に力を入れているため、雨や風も全く問題ありません。」とのことです。
心強いですね。一瞬でファンになってしまいました。
気をつけて欲しい点は、収納時の大きさです。
荷台がある自転車をお使いの方は、特に気にならない大きさです。
しかしロードバイクをお使いの方は、少し大きいと感じました。
スノーピーク(snow peak) ラゴ Pro.air 1 (SSD-730)
軽いテントが欲しい人は、次に紹介するラゴ Pro.air 1(SSD-730)がおすすめです。
持ってみたら軽すぎてびっくりしました。
ミニッツドームよりもさらに軽いです。
コンセプトとしては、一人用に最低限のスペースを確保するように作られています。
「軽くてスペースは必要ないよ」というキャンプに慣れた方やロードバイクでキャンプツーリングしたい方におすすめです。
重さはミニッツドームの半分以下。
なんと約0.95kgです。
参考
自分がどんな自転車キャンプツーリングがしたいかでテントを決めましょう:まとめ
今回は初心者キャンパーの私が調べた 自転車にも載る一人用テント(ソロテント) の選び方を紹介しました。
ポイント
キャンプツーリングを始める心構え
- キャンプ地の特徴を知っておく
- 出発から帰宅までの道のりをイメージする
- 軽くて品質がいい装備は、値段が高いという法則
自転車にも載る一人用テント(ソロテント)は「適度に軽量」を選ぶ
- 重量は3kg以下がおすすめ
- 設営が20分以内で簡単なこと
- 前室が広いと荷物を置けて便利
テント選びは目的や用途によって変わってきますため、ご自身でキャンプ用品店に足を運んで確かめてください。
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