そんな疑問にお答えします。
サウナで有名なロシア。日本のサウナとは特徴が違うんですよ。
私の友人は本場のサウナに入りたくてロシアに旅行へ行ったことがあります。
本場のサウナは日本と全く違い、感動していました。
今回は、ロシア式のサウナ方法や、おすすめのロシア製テントサウナを紹介します。
目次
ロシア式サウナってどんなの?
ロシア式サウナの簡単な特徴を紹介します。
- 高湿度
- ヴェーニクで体を叩く
- サウナ室は男女混浴
- サウナ横に休憩室がある
ロシアではサウナを「バーニャ」と言います。日本語で蒸し風呂を意味します。
名の通り、ロシアのサウナは湿度が高く「蒸気浴」なのが特徴。
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ロシアのサウナの温度は平均して60℃と低めですが、湿度が80〜100℃と高めです。
また、白樺の葉の束で作られたヴェーニクで体を叩くのも必ずと言っていいほどやりますね。
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友人曰く、本場では少し強めに叩いて痛気持ちいい感じと言っていました。
フィンランド式サウナでも「ヴィヒタ」といい、同じようにウィスキングします。
日本と異なるところが多くてなかなか新鮮ですよね。
他にもサウナに入る前に休憩室があり、体を慣らしつつお茶を飲みながら会話したりします。
ロシアの大衆文化として幅広く愛されているものということがわかりますね。
ロシア式サウナの入浴方法は?
では、具体的にロシアではどのようにサウナを楽しんでいるのかを紹介します。
知っておけばテントサウナでも、本場ロシアのサウナを体感できますよ。
ロシアのサウナ入浴方法を紹介
- 石組みのかまどに薪を入れて火を付ける
- お湯をためた桶に枝箒(ヴェーニク)を入れて葉をふやかす
- 室温が60℃以上になったらサウナに入る(5〜10分)
- 休憩する
- 2回目のサウナに入る(10分以上)
- 枝箒(ヴェーニク)でウィスキングをし、香りやマッサージを楽しむ(5〜10分)
- 水風呂や氷水をかぶる
- 体を温めるために3回目のサウナに入る(数分)
外はマイナス20℃の世界で行うロシアのサウナは、いかに体を限界まで熱くするかがポイント。
その後のキンキンに冷えた冷水や雪の中へのダイブはまさに天国です。
外気浴するだけでもかなり体は冷めますが、すぐにサウナへ戻らないと風邪をひきます。
ロシア式サウナでの注意ポイント
ロシア式サウナでの注意するポイントを紹介します。
- 入浴前には石鹸やボデイーソープで体を洗わない
- 髪の毛は濡らさない
- 冷水などは2回目サウナ入浴後、限界まで体が熱くなってから
- ウィスキングは最初から強く叩かない
石鹸やボディーソープで体を洗うと毛穴を塞いでサウナの効果が半減すると考えます。
また、髪の毛を濡らしてしまうと、サウナの中で頭が熱くなりすぎてしまいます。
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限界まで温まった体に氷水をぶっかけて冷やしたりすることもあります。
心臓の弱い人はかなり負担になるのでロシア式サウナは要注意です。
フィンランド式サウナと何が違うの?
フィンランド式サウナも低温(70〜80℃)で湿式サウナが主流です。
ロウリュとよばれる蒸気浴を楽しむところもロシアと似ています。
同じように蒸気浴をしますが、ロシアのほうがより低温かつ蒸気が強いですね。
また、目の前でゲスト同士がロウリュをするのはフィンランドならでは。
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アロマ水でロウリュを楽しむのもフィンランド式サウナの楽しみ方です。
また、アウフグースと呼ばれるドイツ発祥のやり方を取り入れているサウナもあります。
アウフグースとは
ロウリュであがった蒸気をタオルで仰ぎます。蒸気がぐっとあがり体感温度があがります。
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アウフグースに使用するタオルは仰ぎやすいように重みがあるものがおすすめ。
専用のタオルがなかなかないので、タオルを重ねて作る人も多いですよ。
ロシア式サウナで使いたいおすすめアイテム
ロシア式サウナで、あると本格的になるおすすめのアイテムを紹介します。
- サウナハット
- ヴェーニク
- サウナマット
- サウナラドル+バケツ
サウナハット
出典引用:楽天市場
ロシア式サウナは湿度が高いので頭が熱くなります。
また、髪の毛が熱に弱いので髪を傷めないようにサウナハットをかぶります。
乾燥ヴィヒタ
出典引用:楽天市場
ぬるま湯に1時間つけるとサウナでウィスキングに使用可能。
浸けていた水をロウリュ水として使用すると香りがサウナ全体に立ち込めます。
インテリアとしてもかわいいですね。
香りも楽しめるので一石二鳥です。
折り畳めるサウナマット
出典引用:楽天市場
サウナ内は蒸気で椅子もかなり湿ってきます。
タオルもびしょびしょになるので専用のサウナマットで座り心地もこだわりましょう。
サウナ用ラドル+バケツ
出典引用:Amazon
天然木で作られており、丈夫です。
使い続けると使用感も出て味わい深くなります。
ストーブに水をかけ、蒸気浴するときには専用のラドルやバケツがおすすめ。
少しずつ水をかけ、ぐんと熱が出る蒸気やアロマ水を使って香りも楽しめます。
ウィスキングってどうやるの?
ロシア式サウナでは必ず行うウィスキング。
そのやり方を紹介します。
- 最初にお湯でヴェーニクをふやかす
- ストーブに水をかけ蒸気が充満してからヴェーニクをかまどから体に向かって扇ぐ
- 全体にヴェーニクの香りが充満したら横になった体の足から背中に向かって優しく撫でる
- 足から背中、背中から足と撫で、体の上から下に向かって徐々に叩く
ポイント
ヴェーニクは主に白樺の若い枝を使用します。
2回目の入浴くらいの芯から温まったときに始めます。
ヴェーニクを使ったウィスキングで期待できる効果
- 血行促進
- 美肌効果
- 古い角質を取り除く
- 関節痛を和らげる
ウィスキングは血行促進、発汗作用効果が最も期待できます。
枝箒を体でなぞることで白樺のオイルが肌への保湿アップにつながります。
サウナによってはウィスキングマイスターがいるところもあります。
ウィスキングマイスター(バリーシュク)とは
- サウナ内の温度・湿度調節
- 水風呂への誘導
- 水分補給
などサウナ時間をサポートしてくれる人をいいます。
ロシアではウィスキングの技術を競う大会もありますよ。
友人もこのウィスキングを本場でやってもらいたいと思いロシアのサウナに行きました。
男性の力強いウィスキングで肌が赤くなるほどでしたが、その後の水風呂がより一層効く感じがしたと話しています。
ウィスキングのやり方を紹介する動画がありますので参考にどうぞ
ロシア式サウナが楽しめるテントサウナを紹介
では、ロシア式サウナのように高湿度でがっつり汗をかけるオススメのテントサウナを紹介します。
人気のテントサウナなら、周りも注目しますね。
モルジュ
出典引用:楽天市場
ロシア製のテントサウナとして最も人気のあるテントサウナです。
3層の断熱素材を使い、130℃までテント内を熱くすることが出来ます。
設営も5分ほどでできる簡単な作りなので初心者にもおすすめです。
ロシア製のテントサウナといったらまずモルジュが思い浮かびます。
もちろん蒸気浴も楽しめる、最強コスパのハイクオリティさに感動しますよ。
湖畔や河川敷でモルジュのテントサウナを楽しむ動画がありますので参考にどうぞ
モルジュのテントサウナに入れるおすすめのスポットを紹介していますので参考にどうぞ
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超絶開放感!!琵琶湖で人気のテントサウナが楽しめるスポットを紹介
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モビバ テントサウナ
出典引用:楽天市場
ロシア製テントサウナとしてモビバも人気です。
軽量で持ち運びに便利かつ、ハイスペックのテントサウナが楽します。
室温は40〜60℃、湿度は80〜100%の高湿度サウナとして使用できます。
最高室温は80〜100℃まであがるのでドライサウナとしても楽しめますね。
総重量は12.8kgですが、内ストーブが7.25kgなので、テントが超軽量です。
輝楽 テントサウナ Kajaani
出典引用:楽天市場
冬用テントの製造業者とストーブ専門業者にそれぞれ依頼し作り上げたテントサウナ。
室温は75℃ほどの低温ですが、ロウリュができることでしっかり熱くなります。
ロウリュ用のサウナストーブなので本格的な高湿度サウナを楽しめます。
透明窓があるので、自然をみながらのサウナにはいれて贅沢ですね。
AMBER サウナテント totonoi
出典引用:Amazon
難燃加工の生地を使用、煙突部分にも耐熱素材を使用しています。
傘のように開き、設営も簡単。
オレンジカラーが自然の中で映えます。
推奨されたストーブとセットで10万円きるのはかなりお得です。
乾燥性にも優れているので蒸気浴をしたときも早く乾いて便利ですね。
豆知識
ロシアでもテントサウナを持ってレジャーに出かける人も多くいますよ。
大人気のロシア製テントサウナがハイクオリティすぎる!特長を紹介:まとめ
いかがだったでしょうか。
ロシアのサウナは最も湿度が高いことが特徴的です。
テントサウナでは施設ほどの蒸気は出せないにしても、
保温性の高いハイスペックテントなので限界まで体を温めることが出来ます。
国内の共有サウナでは好みの温度に設定したり、ウィスキングを楽しんだりできないのでその点テントサウナは良いですね。
ロシアのように、冬場のキンキンに冷えた湖や雪の中の水風呂などで体を冷やすと本当に気持ちが良いですよ。
ぜひ参考にしてみてください。
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