ツールーム テント デメリット

ツールームテントのデメリットはメリットの裏返し!?あなたは使う?

新しく買ったツールームテントは広くて快適だな

実際に使ってみると、前室の広さや天井の高さでストレスもなく、快適に思われるでしょう。開口部も多く、キャノピーを使えばさらに空間が拡張されます。

しかし使っていくうちに見えてしまうのがデメリットです

私が50回以上使った経験を踏まえて、ツールームテントの購入や、使い続けるか悩む方に、ツールームテントの裏事情をご紹介いたします。

 

ツールームテントのデメリットの裏にはメリットがある

サイズが大きい・重い

広さを気にしなくていいフリーなサイトであれば問題ありませんが、不特定多数のキャンパーが集うキャンプ場でそんな事は言ってられません

暑い日に熱気のこもるリビングスペースを抜け出して、タープを立てようと思っても、シーズン中の区画では無理でした。

うちより大きなツールームテントのキャンパーは入れなかったかも

 

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多くのキャンパーがツールームテントを使っていましたが、暑い中、リビングスペースに居るしかないなんて状態です。

汗を流しながら、タープが使えればと何回思ったことか

比例して、ツールームテントはリビングと寝床のスペースが組み合わさっていることによって、テントとタープよりも圧倒的に重くなっています。

 

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濡れたツールームテントはさらに重く、女性や高齢のキャンパーには持ち運びが辛いです。収納も手間で、荷物も多く、帰りも、帰ってからも、溢れ返る荷物にため息が出ました。

しかし重いのには理由がある

メリット

「雨に強く、耐久力がある」ということなんです。生地が丈夫な分、耐水圧もありますし、風に煽られることも少ないです

なによりテントを安心して使えることこそ、キャンパーの望みですから。

設営が手間

当然のことですが、設営の手間が増えるのはわかっていたことです。スペースの確保や、立ち上げ、ペグ打ちのバランスなど。

大半は二人で設営するのですが、子供の面倒や食事の準備をする嫁を呼ぶのは気が引けて、一人で設営する時もあります。

 

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ファミリーキャンプでは子供から目を離せないし、設営は私の役目みたいな部分があるので。

器用な人なら話しは違うのかもしれませんが、慣れても設営の大変さは変わらず、苦行に変わりつつあります。

大変さは人それぞれなので、実際に体感してみてから判断することをおすすめします。

しかしツールームテントは進化しています

確かに他のテントに比べて設営は大変ですが、キャンパーに配慮した設計が採用されることが多くなっています。

 

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メリット

ポールやスリーブの色分け説明書を詳細にするなど、生産者の努力が込められています。初心者でも設営できるツールームテントも多く発表されていますよ

レイアウトの幅が狭い

縦の長さでレイアウトの幅が狭まってしまうのが、ツールームテントの構造です。

スクリーンタープがついているとはいえ、いろいろな角度から設営できる他のタープに比べるとテントへのレイアウトは限られてしまいます

 

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レイアウトの自由度が下がると、グループキャンプや二つ以上のサイトを使った時などに設営が困ることも。

設営のアレンジやタープを広く使いたい人には、難しい問題ですね
しかしこの構造には訳がある

メリット

インナーテント以外に、プライベートの確保ができることがメリットですね。着替えや、プライバシーを守る空間として使える幅が広がります

キャンプを快適に楽しむために、使用者に配慮した結果といえます。

サイトレイアウトができないといっても、リビングスペースにテーブルやチェアを置いて自分の空間を楽しむことはできますよ。

夏場は熱気がこもる

解放的なタープとは違い、暑い時期のインナーテントや、リビングスペースは熱がこもります。

肌寒い時期であれば快適なのですが、夏場にリビングスペースで食事をすると、蒸し暑くて我慢できないほど。

 

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早々に外へ退散していく家族の姿に、テントの開口部を増やそうかと考えました。

くつろげないリビングスペースなど、リビングスペースではありませんから。ただの広い前室としてなら、まだ一考の余地があります。

しかし熱がこもりやすいということは逆に

メリット

断熱性があるということですね。前述したとおり、肌寒い時期にはテント内の暖かい空気を保ってくれます

オールシーズンに対応するため、断熱性のある生地で開口部を増やし、暑い時も寒い時もキャンプが楽しめる設計になっています。

乾燥が大変すぎる

ツールームテントは寝室スペースからリビングスペースまで、生地が繋がっています。雨や結露で濡れた場合は、乾燥が手間で仕方ありません。

 

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天候は運任せですし、スペースが確保できなければ業者に頼む他ありませんが、お金も時間もかかります。

家で乾燥できるスペースがあっても、雨が降れば無限ループに陥りかねません
これがコンパクトサイズのテントであれば、濡れたまま撤収しても、わずかな労力で乾燥できますが

面積の大きいツールームテントは、スペースの確保も乾燥時間も比較になりません。

どうすることもできないのでしょうか

だからといってツールームテントを諦めるキャンパーではありません。テントを乾燥させる様々な方法を考案し続けています

自分に合った方法で、雨も結露も恐れない、プロキャンパーの仲間入りをしましょう。

虫が入ると追い出しにくい

ツールームテントは虫に侵入されると、追い出すのが手間です。

天井と角がしっかり壁になっており、テントに高さがあるため、虫が天井に侵入すると追い出し辛くなります。

殺虫スプレーのお世話になることもしばしば。虫嫌いの嫁が騒ぐ中、トランプに精を出している私も、寝る前には速やかにお暇して頂きたいです。

しかし追い出しにくいのには理由がある

 

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メリット

逆に虫が入りづらい構造になっているため、侵入した虫も出て行きにくくなっています

キャンプ場に沸いている虫たちに押し寄せられない方が、メリットとして上回っていますね。

 

ツールームテントのデメリットはメリットの裏返し!?あなたは使う?:まとめ

ツールームテントのデメリットの裏にはメリットがある

  1. サイズが大きい・重い
  2. 設営が手間
  3. レイアウトの幅が狭い
  4. 夏場は熱気がこもる
  5. 乾燥が大変すぎる
  6. 虫が入ると追い出しにくい

使用していて感じた不便さを上げてみましたが、結局は快適さと表裏一体といったところです。

私はメリットが上回っているので使い続けていますが、デメリットともうまく付き合っていくのが一番だと痛感しました。

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